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親より先に死ぬかもしれない…肺がん克服の医師、聖火リレー「笑顔で走りきる」

   
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 昨年3月、開始2日前に新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪の聖火リレーが25日、福島県から始まる。この1年、大病を患ったり、進学などで都合がつかなくなったりした人もいるが、再起した本人や代わりの走者は、それぞれの思いを胸に、ともしびをつなごうとしている。

◆笑顔で走る

聖火リレーに向けて練習する赤枝さん(18日、東京都多摩市で)=池谷美帆撮影
聖火リレーに向けて練習する赤枝さん(18日、東京都多摩市で)=池谷美帆撮影

 「生きるか死ぬかの状況で、聖火走者の辞退を真剣に考えた」。東京都多摩市の産婦人科医、赤枝朋嘉さん(49)は、昨年6月の人間ドックで肺がんが見つかった時の心境を語った。

 2005年に産院を開業し、1万人以上の産声を聞いてきた。元々、フルマラソンを3時間強で走り、トライアスロンにも挑む健脚。「聖火を掲げて走れば、『私の産院の先生だ』と喜ぶ家族がいるのでは」と思って走者に応募した。

 左肺の3分の1を切除したのは、沿道の声援を受けるはずだった7月。手術は成功し、仕事場に復帰したが、当初は階段で息が切れ、今もジョギング程度の速さで走るのがやっとだ。

 それでも、あきらめずに練習を積む。「走者も観客も感染対策を徹底し、リレーをやり遂げたい。コロナ禍の今、『みんなで力を合わせよう』というメッセージが伝わればありがたい」と力を込めた。

 親より先に死ぬかもしれないと考えたこと、そこから走れるまでに回復したこと――。リレーの場面を思い浮かべるだけで、こみ上げてくるものがある。ただ、当日は任された200メートルを笑顔で走りきるつもりだ。

 

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1930970 0 東京オリンピック2020速報 2021/03/23 15:00:00 2021/03/23 15:00:00 2021/03/23 15:00:00 肺がん手術を受けたものの、聖火リレーを走る予定の赤枝医院院長の赤枝朋嘉さん(18日、東京都多摩市で)=池谷美帆撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210323-OYT1I50050-T.jpg?type=thumbnail
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