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五輪聖火、121日間の旅へ…コロナ下での大会占う試金石に

  
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 東京五輪の聖火リレーが25日始まり、大会は4か月後の開幕に向けて大きく動き始めた。新型コロナウイルスの感染対策を徹底し、約1万人がトーチをつなぐリレーは、コロナ下で初めて開催される大会の行方を占う試金石となる。

東京五輪の聖火リレーが始まり、トーチを手にスタートする「なでしこジャパン」のメンバー(25日午前、福島県のJヴィレッジで)=代表撮影
東京五輪の聖火リレーが始まり、トーチを手にスタートする「なでしこジャパン」のメンバー(25日午前、福島県のJヴィレッジで)=代表撮影

 聖火は午前9時42分、東京電力福島第一原発事故の対応拠点だった「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)を出発。第1走者は、東日本大震災後のサッカー・ワールドカップで優勝した日本女子代表「なでしこジャパン」のメンバー16人が務めた。火は121日間かけて全国を巡る。

 大会を巡っては、政府などが今月20日、海外観客の受け入れ断念を決定。国内観客は、感染状況やプロ野球などの取り組みを参考にしながら4月中に判断する予定で、競技会場の収容人数の50%を上限とする案を軸に検討するとみられる。

 国内外から1000万人が集まる予定だった大会は様変わりし、開催に反対する声も根強い。リレーでクラスター(感染集団)が発生すれば、五輪開催にも影響を与えるため、大会組織委員会は、厳しい感染対策をとる。

 走者は2週間前から会食を控え、検査で陽性になった場合、参加を取りやめてもらう。沿道では前後左右の人と距離をとり、マスクを着けて拍手での応援を呼びかける。緊急事態宣言などが出れば、公道走行を中止し、式典を無観客にすることも想定している。

 こうした取り組みはマラソンや競歩など公道で行う競技に役立ち、大会での選手や観客への対応に通じる。

 4月からはリレーと並行して、本番と同じ競技会場を使ってテストイベントが行われる。こうした機会に判明した課題は、組織委などが、選手らの感染防止策の指針「プレーブック」に反映する。

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1937634 0 東京オリンピック2020速報 2021/03/25 23:26:00 2021/03/25 23:26:00 2021/03/25 23:26:00 スタートする東京五輪の聖火リレー(25日午前、福島県のJヴィレッジで)=代表撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210325-OYT1I50062-T.jpg?type=thumbnail
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