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東京五輪の新種目となる自転車競技BMXフリースタイル・パークの競技場「境町アーバンスポーツパーク」が、茨城県境町上小橋に完成した。常設の競技場としては国内最大規模で国際大会にも対応できるジャンプ台などを備える。オープンを記念して、5月14~16日に東京五輪内定選手も出場を予定するジャパンカップが開かれ、大会後は一般開放も予定している。

フリースタイル・パークは、ジャンプ台や斜面を組み合わせたコースを滑走し、空中での技の難易度や独創性を競う種目。
完成した競技場は幅35メートル、奥行き55メートルで、壁面や場内に様々な高さや形状のジャンプ台が並ぶ。360度、どの方向からでも進入できる国内初のジャンプ台を備える。また、壁面は高さ約3メートル、場内で約2メートルと、国内の一般的なものより高いジャンプ台もあり、「通常よりも2~3メートル高く飛ぶことができ、滞空時間も長いため、難しい技に適している」(全日本フリースタイルBMX連盟)という。
競技場は、町が力を入れるスポーツ施設整備の一環として、約2億2400万円をかけて建設した。

7日に町庁舎で記者会見した橋本正裕町長は「世界大会の誘致が目標。トップ選手の競技や練習を見た子どもたちが、世界レベルに育ってくれれば」と期待した。会見に同席した全日本フリースタイルBMX連盟の出口智嗣理事長は「我々が作りたくても作れなかったものを自治体が作ってくれた」と町に敬意を表した。会見では、東京五輪の男子内定選手・中村
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5月のジャパンカップには、中村さんや、女子内定選手の大池