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前回は伴走、今回は第1走者…職場の老人ホームに夢も届けたい

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2日目の第1走者として走った西村さん
2日目の第1走者として走った西村さん

64年伴走者 西村成生さん

 東京五輪の聖火リレーは14日、大阪府吹田市の万博記念公園で行われた。1964年の東京五輪の聖火リレーで伴走者を務めた泉佐野市の西村成生(しげお)さん(71)は、この日の第1走者として聖火をつないだ。「2回も走らせてもらえて光栄。走る姿を通じて、多くの人に元気を分け与えたい」。トーチを高々と掲げながら、軽やかな足取りで駆け抜けた。

 前回の東京五輪の時は、中学3年だった。泉佐野市で聖火リレーの伴走者を務めた際、途切れない声援を受け、前を走るランナーが輝いて見えた。今回、当時の光景を思い出し、「トーチを持って走りたい」と応募した。

 会社勤めをしながら30歳過ぎで始めたトランポリンにのめり込んだ。指導員の資格を取り、地元で教室を開いた。30年以上で、幼児からお年寄りまで約3000人を指導してきた。

 多くの出会いへの感謝を込めて走りたい思いが強かったが、新型コロナウイルスの影響で、地元の公道でのリレーは中止に。辞退も考えたが、「楽しみにしている人もいるので、恩返しの気持ちで走ろう」と決意した。

 働いている老人ホームでは、入所者らがトーチを手にすることを心待ちにしている。「触ってもらい、自分がつないだ夢を分かち合いたい」と語った。

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1986698 0 東京オリンピック 2021/04/15 05:00:00 2021/04/15 11:01:23 2021/04/15 11:01:23 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210415-OYT8I50002-T.jpg?type=thumbnail
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