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徳島県上勝町でごみ排出ゼロ活動に取り組んでいたNPO法人「ゼロ・ウェイストアカデミー」の元理事長で、2019年のダボス会議に共同議長として出席した坂野晶さん(32)は、徳島県鳴門市内を駆け抜け、聖火をつないだ。
上勝町で推進する「ごみゼロ」の活動に魅了され、兵庫県西宮市から移住。NPO法人理事長として、取り組みを国内外に発信してきた。現在は一般社団法人「ゼロ・ウェイスト・ジャパン」(東京)で、それぞれの地域や企業に即したごみの削減方法を提案するなど、ごみゼロ活動の普及を支援している。
聖火リレーや東京五輪をきっかけに、持続可能性という視点が注目され、取り組みが進んでいくことを願っている。「社会の中で私たちが使っている資源が無駄にならず、必要最低限で循環できるような仕組みに転換させていきたい」