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原因不明の「過眠症」に負けず、念願の医師になった女性「夢はかなうと伝えたい」

  
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 東京五輪の聖火リレーは20日、高知県南国市を出発。様々な人生の転換点と向き合うなどしてきたランナーが県東部をつなぎ、高知市へと運んだ。県内の2日間の日程が終了し、21日から愛媛県で行われる。

「病気と闘う人に希望を」

2日目最初のランナーを務めた江田仁海さん(南国市で)=代表撮影
2日目最初のランナーを務めた江田仁海さん(南国市で)=代表撮影

 「病気と闘っている人たちに夢と希望を持ってほしい」。こうちけん香南市野市町西野の江田仁海ひとみさん(27)は南国市の第1走者としてしっかりトーチを掲げ、笑顔を見せながら走った。

 神戸市出身。医師を目指して高知大医学部へ入学したものの、3年秋に昼間でも「何日も徹夜した後のような強い眠気」に襲われ、「特発性過眠症」と診断された。原因不明で、医師になる夢を諦めようとした。

 そうしたとき、友人の訃報ふほうに触れ、「夢をかなえられずに亡くなる人もいる。病気に負けられない」と思い直し、国家試験に合格。目標は白血病などの治療にあたる血液内科の医師になることだ。

「聖火の重み感じた」

 病気になってから「今できることをやろう」と考え、聖火リレーにも応募。コロナ禍で医療関係者が苦労するなかで参加に迷いもしたが「病気でも諦めずに頑張れば夢はかなうと伝えたい」と走ることにした。

 高校時代に陸上選手として活躍しただけに余裕の走りで聖火をつないだ。沿道では2歳の長男と1月に生まれたばかりの次男が夫の雅志さん(32)と応援。「多くの人の思いが詰まった聖火の重みを感じました」と充実した表情で語った。

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1999437 0 東京オリンピック2020速報 2021/04/21 09:43:00 2021/04/21 09:43:00 2021/04/21 09:43:00 0270101 江田仁海=代表撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210420-OYT8I50118-T.jpg?type=thumbnail
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