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義母の介護に豪雨被災…米国男性が聖火で伝えたい大洲の魅力とは

  
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 東京オリンピックの聖火リレーは22日、愛媛県内を巡り、県内2日間の日程を終了した。米国出身のフォンデアレッケ・ハンスさん(67)(大洲市)は、2018年7月の西日本豪雨で氾濫し、愛媛県大洲市の流域で大きな浸水被害を出した肱川に架かる橋を渡り、聖火をつないだ。「大洲の人たちが支え合って復興に取り組む姿、心の温かさを世界中に伝えたくて走った」と誇らしげに笑った。

「大洲の魅力を伝えたかった」と語るハンスさん(大洲市で)
「大洲の魅力を伝えたかった」と語るハンスさん(大洲市で)

 00年に来日し、東京などで金融コンサルタントとして勤務した。12年に妻の加寿子さん(59)と結婚し、16年に義母の介護のため加寿子さんの実家がある大洲市に移住。3月末に閉校した中学校で英語の非常勤講師を務めるなどした。

 移住2年後の豪雨では、市内の住宅被害が2800棟にのぼった。自宅は浸水を免れたが、肱川沿いの中学校学生寮や加寿子さんの親戚宅が被災し、泥のかき出しや片付けを手伝った。無残に変わり果てた街の姿に心を痛めた一方、「住民が互いに思いやる姿に、ますます大洲が好きになった」と明かす。

 ハンスさんは、大洲の魅力を「『伊予の小京都』とも称される美しい街並みや自然、文化に加え、人々の温かさ」と語る。肱川の河原近くでゴールするとトーチを高く掲げ、日本語で声を張り上げた。「ありがとう大洲、頑張れ」

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