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静かなレース、発着地点は「密」…「後ろめたい気持ちあるけどトップ選手見たかった」

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 東京五輪のマラソンのテスト大会「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」が5日、札幌市内で開催された。新型コロナウイルス感染対策として、沿道での観戦自粛が呼びかけられ、全体的には静かなレースとなったが、スタート、ゴール地点などに人が集まり、課題も残した。

レースを観戦する大勢の人たちの姿が、コースの一部で見られた東京五輪のテスト大会(5日、札幌市で)=代表撮影
レースを観戦する大勢の人たちの姿が、コースの一部で見られた東京五輪のテスト大会(5日、札幌市で)=代表撮影

 大会では、五輪マラソン日本代表内定の男女4人を含む国内外の選手約70人がハーフマラソンに出場し、本番のコースを走った。海外選手は出国前にPCR検査を受け、チャーター機や貸し切りバスで移動。国内選手とは別に練習した。

大通公園付近で、観戦自粛を呼びかける警備員ら(5日、札幌市で)
大通公園付近で、観戦自粛を呼びかける警備員ら(5日、札幌市で)

 コースの沿道などには、約770人のスタッフが「密」を防ぐために配置された。「観戦自粛」と書かれたプレートを首から下げ、人が集まっていると、拡声機で「自粛をお願いします!」などと注意喚起した。

 しかし、場所によっては選手に向かって拍手をしたり、スマートフォンで撮影したりする人が並んだ。スタート地点の大通公園近くで観戦した同市豊平区の主婦(76)は「後ろめたい気持ちはあったが、トップ選手を生で見たかった。五輪本番は問題なく観戦できたら」と話した。

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森泰夫・大会運営局次長は「非常に少ない観客でできたのではないか」と評価。その一方で、発着点などについては「多い部分もあった」とし、本番ではさらに手厚い人員を配置することも検討する考えを示した。視察に訪れた橋本聖子会長は「大会がより安全安心であることを実証していただいた」と語った。

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2032481 0 東京オリンピック 2021/05/06 14:23:00 2021/05/06 14:40:23 2021/05/06 14:40:23 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210506-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail
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