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30年前の大火砕流、「今もご恩忘れずに」…復興した姿をPR

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 長崎県で行われる東京五輪の聖火リレーが7日、南島原市でスタートし、多くのランナーたちが長崎市まで聖火をつないだ。同市では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公道を走る一部区間をルートから外す対応がとられた。

トーチを掲げながら走る高木さん
トーチを掲げながら走る高木さん

 南島原市で聖火ランナーを務めたNPO法人島原ボランティア協議会の高木浩徳理事長(61)は1991年6月3日の大火砕流を機に、被災地で支援活動を続けている。高木さんは「被災者が笑顔になれるように、これからも頑張っていく」と元気に市内を駆けた。

 旧布津町(現・南島原市)出身の高木さんは、島原市で学習塾を経営していた時に大火砕流が発生した。自身に被害はなかったが、多くの犠牲者が出たことにショックを受けた。

 知人からの声かけで、大火砕流の翌日に結成された島原ボランティア協議会の前身となる団体の活動に参加。全国からの支援に感銘を受け、「島原の被災で得た教訓を生かし、少しでも被災者の生活を楽にできることがご恩返し」との思いを強めた。93年の北海道南西沖地震をはじめ、阪神大震災、東日本大震災など被災地を訪れ、支援活動を行っている。

 リレー走者には「復興した島原の姿をPRしたい」と自ら手を挙げた。多くの声援を受け、南島原市の最終ランナーとして大役を果たした高木さんは「私たちは今も30年前のご恩は忘れていません」と笑顔を見せた。

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2036913 0 東京オリンピック 2021/05/08 10:31:00 2021/05/08 10:31:00 2021/05/08 10:31:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210508-OYT8I50001-T.jpg?type=thumbnail
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