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唯一の中学生、離島に元気を…池島の近藤雄大君

  
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笑顔で聖火を運ぶ近藤君
笑顔で聖火を運ぶ近藤君

 「島の人に元気になってほしい」。長崎市の離島・池島でただ一人の中学生、近藤雄大君(14)はそんな思いで西海市を走りきった。

 かつては炭鉱で栄え、約8000人が暮らした島だが、2001年の閉山で人口が減少し、現在は約100人に。ほぼ全員が顔見知りで、学校行事にも積極的に参加してくれる。

 「一人でもできるから」と、中学校では部活で陸上競技を始めた。練習相手がおらず、やる気を維持するのに苦労するが、島の人の応援を励みに100メートル走のタイムを縮めてきた。

 周りの勧めで、聖火ランナーに応募。目立つのが苦手で不安だったが、選ばれるとあちこちで「おめでとう」「いつ走る?」と声をかけられた。「自分以上に喜んでくれる島の人のために走りたい」と奮起した。

 この日は「池島の星」と記した紙を掲げる家族や先生に、手を振りながら走り抜けた。「恥ずかしくて緊張もしたけど、少しは恩返しができました」と笑顔で語った。

手を振って声援に応える龍崎さん
手を振って声援に応える龍崎さん

音楽原点、五島に恩返し シンガー・ソングライターの龍崎鬼一朗さん

 長崎県五島市では、市出身のシンガー・ソングライター、龍崎鬼一朗(本名・境喜一郎)さん(38)が聖火をつないだ。

 2007年にデビュー。12年、同市で青果店を営む父親が亡くなり、音楽活動を休んで、店を継いだおばのマツエさんを手伝った。

 活動再開に際して、おばを1人置いて地元から離れることに悩んだが、マツエさんから「人生は一度きり」と背中を押された。マツエさんは18年に死去。「生きていたら誰よりも喜んでくれただろう」と言う。

 新型コロナの影響で活動が制限される中、変わらずに支えてくれる地元への感謝の思いは尽きない。走る最中、「ありがとう」の言葉が自然と口をついて出た。完走後、「故郷にこれからも恩返しを続けたい」と語り、思いを新たにしていた。

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