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当時18歳、64年にも聖火ランナー…「以後の人生の励みに」

  
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 東京オリンピックの聖火リレーは10日、佐賀県基山町から佐賀市までの11市町を巡り、県内での2日間の日程を終了した。2度目の聖火ランナーらがランナーを務め、大会の成功やスポーツによる地域活性化などを願った。

沿道に向けて大きく手を振る森さん
沿道に向けて大きく手を振る森さん

 大町町の農業森勇さん(75)は、1964年の東京五輪に続いて聖火ランナーを務めた。2019年に県内を襲った記録的大雨の被害に見舞われた苦境を乗り越えて迎えた舞台。「町を元気にしたい」。強い思いで地元を駆け抜けた。

 中学2年のとき、父・勝馬さんが胃がんのため、58歳で死去した。8人きょうだいのうち7人は女性で、男性の働き手は森さんのみ。卒業すると、父の田畑を受け継いで農業に打ち込み、家計を支えた。

 沿道から多くの声援を受けた前回大会は約2キロを走った。当時18歳。「トーチはずしりと重く、責任を感じた。以後の人生の励みとなり、周りの人の模範になるように努めてきた」と思い出を語る。その日の写真と記念メダルは、たんすに入れて大切に保管している。

 19年の記録的大雨では、町内の鉄工所から油が流出し、住宅などに流れ込んだ。森さんの田畑には油の被害はなかったが、冠水して農作物の収穫量が減った。被害を機に引退する農家もいて、「ずっと一緒に続けてきた仲間だったのでさみしかった」と振り返る。

 迎えた2度目の聖火リレー。沿道からの拍手を受け、しっかりと前を見据えてゴールを目指した。

 「沿道の人たちの笑顔が印象的で、町が元気になってきたと感じた。若い人の手本となるように、まだまだ農業を頑張りたい」。決意を新たにした。

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2042702 0 東京オリンピック2020速報 2021/05/11 09:33:00 2021/05/11 09:33:00 2021/05/11 09:33:00 沿道に向けて大きく手を振る森さん=小川晶弘撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail
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