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古賀稔彦さんの写真を手に、母・愛子さん聖火ランナー見守る

  
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 東京オリンピックの聖火リレーは10日、佐賀県基山町から佐賀市までの11市町を巡り、県内での2日間の日程を終了した。

息子の写真を手に寺田さんの走りを見守る古賀さんの母・愛子さん
息子の写真を手に寺田さんの走りを見守る古賀さんの母・愛子さん

 1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで、3月に53歳で亡くなった古賀稔彦さんは、出身地のみやき町で聖火をつなぐはずだった。母・愛子さん(79)は、古賀さんの写真を手に聖火ランナーを見守った。

 「平成の三四郎」と呼ばれた古賀さんは、88年ソウル五輪から3大会連続で出場。バルセロナ五輪では、大会直前に左膝じん帯損傷の大けがを負いながら、金メダルに輝いた。愛子さんは五輪の全試合を現地で観戦した。

 3月24日朝、古賀さんの訃報ふほうが愛子さんのもとに届いた。死因はがん。古賀さんは心配をかけたくなかったのか、病気のことは知らせていなかった。川崎市にある道場で、対面した古賀さんは柔道着を身にまとっていた。苦しい闘病生活をうかがわせるように、頬はこけていた。遺骨は分骨し、自宅の仏壇に置いた。

 4月中旬、みやき町で聖火ランナーを務める寺田恭夫さん(76)が愛子さん宅を訪ね、「古賀さんの写真を持って走りたい」と申し出た。寺田さんは、古賀さんの講演を聞いて人柄にひかれ、「指導した人が東京五輪で活躍する姿を見届けたかったはずだ」と思っていた。愛子さんは「息子の分まで頑張ってほしい」と、柔道着姿の写真が入ったペンダントを手渡した。

 この日、寺田さんが走ったのは古賀さんの母校・北茂安小のグラウンド。愛子さんは、児童約550人らとともに応援し、金メダルをかけた柔道着姿の写真をコースに向けた。愛子さんは「息子は走るのを楽しみにしていたので、かなえてあげたかった。多くの人に愛されていたことを実感した。きっと五輪の成功を見守ってくれていると思う」と話した。

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2042705 0 東京オリンピック2020速報 2021/05/11 09:33:00 2021/05/11 09:33:00 2021/05/11 09:33:00 古賀稔彦さんが走行予定だったみやき町での聖火リレーの応援に駆けつけた母・愛子さん(10日午前11時46分、佐賀県みやき町で)=秋月正樹撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYT8I50001-T.jpg?type=thumbnail
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