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被爆者がトーチキス、広島・原爆死没者慰霊碑に一礼

  
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 東京オリンピックの聖火リレーが17日、広島県内で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で公道でのリレーが中止となり、広島市中区の平和記念公園で代替行事として点火式を無観客で実施。聖火ランナーたちはそれぞれの思いを胸に、隣の人に次々とトーチの火を移す「トーチキス」で聖火をつないだ。18日は福山市総合体育館で行われる。

トーチキスのあと、ポーズを決める梶矢さん(左)と中谷さん=金沢修撮影
トーチキスのあと、ポーズを決める梶矢さん(左)と中谷さん=金沢修撮影

 6歳の時に原爆で姉を失い、自らも被爆した広島市安佐南区の梶矢文昭さん(82)は「平和の火」を手に祈りをささげ、「多くの人が命を落としたこの公園で、二度と核兵器を使わせないと誓うことができた」と空を見上げた。

 1945年8月6日朝、爆心地から約1・8キロの国民学校の授業に使われていた民家で、閃光せんこうと爆風に襲われた。直前まで一緒にぞうきんがけをしていた姉の文子さん(当時9歳)は大きなはりの下敷きになって亡くなった。

 悲しみを払拭ふっしょくさせたのは、1964年の東京五輪だ。小学校の教師となり、教え子とテレビで観戦した。原爆投下日に生まれた最終聖火ランナーの坂井義則さんや、マラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉さんの走りに「日本は復興した。五輪は平和のシンボルだ」と感銘を受けた。

 2度目の東京五輪に「廃虚から立ち直った広島の街を走りたい」と聖火ランナーに応募。この日は、トーチキスをした戦争経験者の中谷雄英さんと2人で、原爆死没者慰霊碑に一礼した。「点火式を見た人が、少しでも平和に思いをはせてくれれば」。トーチを手に晴れやかな表情を見せた。

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2059606 0 東京オリンピック2020速報 2021/05/18 09:36:00 2021/05/18 09:36:00 2021/05/18 09:36:00 聖火を手にポーズを決める梶矢文昭さん(左)と中谷雄英さん(17日午後5時48分、広島市中区で)=金沢修撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210518-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail
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