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「重圧を力に」「急がず一つずつ」 五十嵐カノアに聞く

 
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 サーフィン男子の五十嵐カノア(木下グループ)が読売新聞のインタビューに応じ、東京五輪の金メダルを目標に掲げた。伸び盛りで世界から注目されている日本のエースは「プレッシャーを力に変えて勝ちたい」と言い切った。 

 年間11戦が行われる世界最高峰のチャンピオンシップ・ツアー(CT)で参戦4シーズン目の2019年、自己最高の総合6位。第3戦では日本勢として初優勝も果たした。「言葉では説明できない気持ちで、一生、忘れないと思う。あの気持ちをまた味わいたい。それがモチベーション(意欲)になっている」

 ランキング2位まで浮上したが、勢いを持続できなかった。「勝ちを意識して力が出過ぎたというか、急ぎ過ぎて、100%集中できていなかったのかもしれない。海の中でも普段も、急がないことが大事。一つひとつミッションをやっつけていく感じで頑張りたい」と自らを戒める。

 「オリンピックはCT(実施期間)の真ん中。大変だけど、体が壊れないように準備してきた」といい、身体の成長も実感していて「トレーナーからは、前の年よりも強くなっていると言われる」と明かす。体が大きくなるにつれて体重も増え、大会中に板の細かい調整を強いられるケースが多かった。しかし、20年は79~80キロで安定し、板の選択で四苦八苦する負担は軽減された。

 20年の年明けから、ポルトガルなどで腕を磨いてきた。「パワーも出ているし、技も増えた。メンタルも含め、全ての準備が1%ずつでも進んだら目標にも近づくはず」。地元開催の大舞台に向け、いい波に乗っているようだ。

 

 ◇いがらし・かのあ 1997年10月、米カリフォルニア州生まれ。3歳からサーフィンを始める。カノアはハワイ語で「自由」を意味する。

(2020年3月21日紙面掲載)

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2077160 0 東京オリンピック2020速報 2020/03/22 15:00:00 2020/03/22 15:00:00 2020/03/22 15:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210518-OYT8I50050-T.jpg?type=thumbnail
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