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大手術を乗り越えた17歳少女、「病気で苦しむ人に勇気を送りたい」

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 東京オリンピックの聖火リレーが19日、岡山県内で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で公道でのリレーは中止となり、聖火を隣の人に受け渡す「トーチキス」方式による代替の式典が岡山市の岡山城下の段で実施された。20日は津山市の津山中央公園グラウンドで、同様の方式で開催される。

 先天性の難病で母親から臓器移植を受けるなど、これまで3回の大きな手術を乗り越えた県立倉敷まきび支援学校高等部3年の真賀里雛さん(17)(岡山県高梁市)。「治療してくれた先生や看護師さん、学校の先生など、お世話になった皆さんに元気な姿を見せたい」と式典に参加した。

トーチに聖火をともす真賀里さん
トーチに聖火をともす真賀里さん

 生まれつき肝臓や腎臓の機能が弱く、生後1か月で胆汁を出やすくするため9時間に及ぶ手術を受けた。小学校入学前の6歳の時には母・優さん(38)の肝臓の一部を、1年後には腎臓を移植する手術を行った。

 現在は血圧が高く降圧剤などを服用しているが、体調はおおむね安定しており、「私のように障害があったり、病気で苦しんでいたりする人たちに勇気を送ることができたら」と、聖火ランナーに応募した。

 式典では涙を流す優さんに、照れ笑いを浮かべながら手を振った。聖火の受け渡しを振り返り、「トーチが重たかったけど、楽しかった」と語った。22日には18回目の誕生日を迎える。晴れ舞台に立てた思い出を胸に、未来へ大きく羽ばたいていく。

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2065025 0 東京オリンピック2020速報 2021/05/20 09:43:00 2021/05/20 12:12:58 2021/05/20 12:12:58 トーチに聖火をともす(0520214)真賀里雛さん(19日午後3時37分、岡山市北区で)=前田尚紀撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210519-OYT8I50109-T.jpg?type=thumbnail
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