ニュース

「コロナ収束の火になれば」…岡山県医師会長の松山正春さん、決意新たに

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 東京オリンピックの聖火リレーが19日、岡山県内で始まった。新型コロナウイルスの感染拡大で公道でのリレーは中止となり、聖火を隣の人に受け渡す「トーチキス」方式による代替の式典が岡山市の岡山城下の段で実施された。20日は津山市の津山中央公園グラウンドで、同様の方式で開催される。

トーチに聖火をともし、右手を突き上げる松山さん
トーチに聖火をともし、右手を突き上げる松山さん

 「聖火が新型コロナウイルス収束の火になってくれたら」。岡山県医師会長の松山正春さん(77)はそう願い、聖火をつないだ。

 岡山大学の医学部生だった1964年東京オリンピックでも、ランナーを務めた。岡山市内の約1・2キロを駆け抜けた際に身につけたユニホームとその時の写真は、大切に診療所に飾っている。「最初の一歩を踏み出すまでの緊張や、沿道からの歓声は忘れることができない」と、今回もランナーに応募した。

 しかし、その後、県内で新型コロナが拡大。県医師会長としてコロナ対策に飛び回り、岡山市内で営む診療所も対応に追われた。リレーも規模が縮小し、予定されていた岡山城内に設定された約200メートルを走ることはかなわなくなった。

 式典ではグループランナーのひとりとして、ステージ近くでトーチを受け渡し、聖火皿に点火される様子を見守った。「五輪が延期された間に、いろいろあったけど、その分、うれしさが増した。安心できる社会を取り戻すため、新型コロナとの闘いでも勝利したい」と笑う。

 セピア色にあせた前回の写真の横に、真新しい一枚が近く、加わる予定だ。

無断転載・複製を禁じます
2065042 0 東京オリンピック2020速報 2021/05/20 09:49:00 2021/05/20 11:31:06 2021/05/20 11:31:06 (※同じ番号が複数いるので岡山支局で顔確認ください) トーチに聖火をともして手を振る(0520615)松山正春さん(19日午後5時56分、岡山市北区で)=前田尚紀撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210519-OYT8I50111-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「新型コロナ」のニュース

オリンピック 新着ニュース