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東京五輪へ気合十分…形・清水希容選手(25)

   
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空手・女子形 清水希容選手
空手・女子形 清水希容選手

 鋭い眼光、ほとばしる気迫――。手刀や足さばきに合わせ、「バッ」「バッ」と道着の擦れる音が響く。女子形で金メダル候補の清水希容(25)(ミキハウス)は、「直接相手と戦わないが、目に見えない相手を倒すつもりで演武する。同じ技でも、選手によって違いが出るのも面白さ」と話す。

 大阪府出身。関大在学中の2013年に女子史上最年少の20歳で全日本選手権を制した。以来、この大会で勝ち続け、昨年12月には6連覇を達成した。

 一方、11月の世界選手権は、決勝でスペイン選手に敗れて3連覇を逃した。5人の審判による判定は2―3。呼吸の具合で、わずかにスピードが落ちたという。「勝ち続ける難しさと負ける悔しさ、両方を経験できた1年だった」と振り返る。

 東京五輪に向けた戦いは、すでに始まっている。1月のプレミアリーグ・パリ大会は、従来の旗判定から採点方式に変更されて行われ、清水は「新ルールを肌で感じながら優勝する」との言葉通り頂点に立った。

 形で五輪に出場できるのは男女各10人。5人ずつのグループ戦で上位3人を決め、1位同士で決勝を行う。メダル獲得まで、異なる形の4演武が必要だ。世界空手連盟(WKF)が認定する形は約100種。どの技を磨き、いつ使うかという駆け引きもある。清水は「相手と同じ技だとスピードや力強さなど、誰でもわかるシンプルな部分で差が歴然となる」と言う。

 清水は連覇のかかった昨夏のアジア大会決勝で、得意技「チャタンヤラクーサンクー」を使わず、国際大会初披露の「チバナノクーサンクー」で金メダルを獲得した。引き出しの多さと完成度の高さを見せつけ、ライバルにプレッシャーを与えるためだ。畳の外での心理戦も踏まえて観戦すると、面白みが増す。(北口節子)

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2075008 0 東京オリンピック2020速報 2019/02/16 14:00:00 2019/02/16 14:00:00 2019/02/16 14:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210524-OYT8I50092-T.jpg?type=thumbnail
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