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パラ出場目指す元騎手の常石勝義さん、滋賀で聖火つなぐ

  
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 東京五輪の聖火リレーは滋賀県内2日目の28日、甲賀市から長浜市まで10市町で行われ、83人のランナーが様々な思いを胸にトーチキスを重ねていった。2日間で全19市町を通過し、総勢178人でつないだ聖火は、福井県へと引き継がれた。

走り終え、トーチキスをする常石さん(甲良町で)
走り終え、トーチキスをする常石さん(甲良町で)

 落馬事故で高次脳機能障害を負い、左半身にまひが残る日本中央競馬会(JRA)の元騎手、常石勝義さん(43)。県内の作業所で働きながら障害者馬術に打ち込み、6月にはパラリンピック出場を懸けてオランダでの大会に臨む。

 「体が不自由でもこつこつと頑張れば、馬に乗れるまでになる。チャレンジすれば、夢はかなうことを広く伝えたい」

 1996年8月に福岡県の競馬場で落馬し、脳挫傷を負った。翌年に復帰し、障害GIレースで優勝するなど活躍したが、2004年8月に再び落馬。約1か月の意識不明状態を経て回復したものの、2度目の復帰はかなわず、07年に引退した。

 リハビリの一環でマラソンを始めた。草津市の自宅近くを走るなどして体力をつけ、11年には大阪マラソンを完走。13年から本格的に障害者馬術に取り組み、現在は兵庫県内の乗馬クラブで技を磨く。

 「つないだ聖火が、パラ出場への希望のあかりになってくれたら」。表舞台に上がる日に向け、努力の日々が続く。

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2085993 0 東京オリンピック2020速報 2021/05/29 10:25:00 2021/05/29 10:46:03 2021/05/29 10:46:03 走り終え、トーチキスをする常石勝義さん(28日午後3時48分、滋賀県甲良町で)=近藤誠撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210528-OYT8I50096-T.jpg?type=thumbnail
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