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石川のトーチキス、オリンピアン「現役時代よみがえった」

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 5月31日に金沢市で、6月1日に石川県七尾市で実施された聖火リレーは両日とも公道の走行が中止されたが183人がトーチキスに参加し、聖火を富山県につないだ。参加した人たちに聖火に込めた思いを聞いた。

 東京パラリンピックのカヌー女子代表に内定している瀬立モニカ選手(23)は「トーチキスを通して、たくさんの人がオリンピック・パラリンピックを身近に感じてくれたらうれしい」と話した。

トーチキスする瀬立モニカ選手(左)と中川真依さん(5月31日、金沢市の金沢城公園で)
トーチキスする瀬立モニカ選手(左)と中川真依さん(5月31日、金沢市の金沢城公園で)

 カヌー選手だった瀬立選手は高校1年生の時、体育の授業でけがを負って車いす生活になった。その後、1年間のリハビリを経て、パラカヌーに転向。2016年、リオデジャネイロ・パラリンピックに出場を果たした。2度目の挑戦となるパラリンピックに向け、現在は小松市の木場潟カヌー競技場などで調整を続けている。

 瀬立選手から聖火を受けたのは、小松市出身のオリンピアン中川真依さん(34)。水泳女子高飛び込みで、北京五輪とロンドン五輪に2大会連続で出場した。

 ステージ上では笑顔で手を振り、次のランナーに聖火をつないだ中川さんは「現役時代の五輪の緊張感や楽しみがよみがえってきた。トーチキスを通して少しでも明るいニュースを届けられたならうれしい」と話していた。

 能美市出身の浅田雅子さん(50)は1988年、高校3年の時、水泳女子高飛び込みの日本代表として、ソウル五輪に出場した。「当時は競技のことで頭がいっぱいで余裕がなかった。聖火をつなぐことで、応援してくれた地元の人たちに伝えきれなかった感謝の気持ちを届けたかった」との思いを語る。

トーチを掲げ笑顔を見せる浅田雅子さん(5月31日)
トーチを掲げ笑顔を見せる浅田雅子さん(5月31日)

 イベントに参加した理由はもう一つある。浅田さんは現在、地元で年長から小学校低学年の子供を対象としたスポーツ教室を開催。球技やマット運動、トランポリンなどを通じて体を動かす楽しさを伝えている。

 「石川県で聖火がともる様子を見てもらうことで、『世界はそれほど遠くない』と子供たちに感じてもらいたい」

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2097556 0 東京オリンピック2020速報 2021/06/03 10:05:00 2021/06/03 10:05:00 2021/06/03 10:05:00 小松市のランナー トーチキッスする瀬立モニカ(左)と中川真依(5月31日午後3時8分、金沢市の金沢城公園で)=竹村一朗撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210602-OYT8I50116-T.jpg?type=thumbnail
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