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自身のルーツ・ホストタウンのタンザニアつなぐ不思議な縁

  
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 東京オリンピックの聖火リレーが6日、山形県内で始まった。2日間で18市町の計39.3キロを走る。この日は西川町から山形市までの10市町で103人のランナーが、ふる里への思いや感謝の気持ちを胸に、聖火をつないだ。

笑顔で走る鈴木さん
笑顔で走る鈴木さん

 アフリカ・タンザニアのホストタウンである長井市で、ホストタウン事業を担当する市職員鈴木政輝さん(33)は、不思議な縁を感じながら、聖火をつないだ。

 タンザニアに青年海外協力隊員として派遣された父・与一さん(故人)が、現地で母・ルルさん(58)と出会い結婚、与一さんの故郷である長井市で生まれ育った。中学3年時に家族で訪れるまでは、タンザニアは「サバンナのようなイメージ」しかなかった。

 長井市が2016年にホストタウンの相手国に選んだのは、今も市内で暮らすルルさんの存在も理由の一つ。市職員となっていた鈴木さんは担当に指名され、これまでに3回、タンザニアに出張。18年の長井マラソンでは、同国の往年の名ランナー・ジュマ・イカンガーさんと、瀬古利彦さん(64)の対談の実現に裏方として尽力した。

 今回、組織委員会の推薦で聖火ランナーに選ばれた。市の会場設営などに追われ、「ランナーとしてワクワクする余裕はなかった」と振り返るが、沿道で見守るルルさんや姉家族らを見かけると、笑顔で手を振った。

 「晴天のもとでスムーズに行え、担当者の一人としてほっとした。これからも両国の橋渡しをしていきたい」と意欲を見せた。

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2106224 0 東京オリンピック2020速報 2021/06/07 09:39:00 2021/06/07 10:00:29 2021/06/07 10:00:29 聖火トーチを手に走る鈴木政輝さん(6日午前11時32分、山形県長井市で)=早坂洋祐撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210607-OYT8I50001-T.jpg?type=thumbnail
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