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脳性まひの15歳、父とつないだ聖火…「障害があってもやれる」

  
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 東京オリンピックの聖火リレーが16日、岩手県内で始まった。1日目は雫石町をスタートし、東日本大震災で被災した久慈市までの10市町村で聖火をつないだ。県内のリレーは18日までの3日間。

 一戸町では、県立盛岡となん支援学校高等部1年の南舘咲希さん(15)が聖火を運んだ。クラッチと呼ばれる歩行補助具を使い、聖火リレーを力いっぱい走りきった。

 南舘さんは、生まれつき脳性 麻痺まひ で下半身が不自由だ。学校のトイレに手すりを設置してもらったり、同級生に身の回りの世話をしてもらったりしてきた。「自分が走ることでお世話になった地域に恩返しをしたい」とリレーに応募した。

歩行補助具を使い、力走した南舘さん(一戸町)=代表撮影
歩行補助具を使い、力走した南舘さん(一戸町)=代表撮影

 マラソン大会に初出場したのは約3年前。スポーツ観戦が大好きな南舘さんに、かつての担任から出場を打診されたのがきっかけだった。「何事もチャレンジしたい」と、岩手山ろくファミリーマラソンや、久慈あまちゃんマラソン大会に出場。両大会2キロのコースをいずれも20分台前半で完走した。

 リレーに向け、父・忠信さん(41)と、ここ数日はほぼ毎日、近くの公園で黙々と練習に励んできた。「障害があってもやれること、みんなのおかげでここまで成長したことを伝えられた」。忠信さんの伴走のもと、沿道の声援に力いっぱいの走りで応えた。

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2130259 0 東京オリンピック2020速報 2021/06/17 09:37:00 2021/06/17 10:28:32 2021/06/17 10:28:32 0780501 南舘咲希 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210616-OYT8I50105-T.jpg?type=thumbnail
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