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笑顔の「バトン」繋いで、夢追う人へのエール込め…PR大使の歌手・佐藤多恵さん

 
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 東京五輪の聖火リレーは県内2日目の20日、87人のランナーが東松島市から、今大会のサッカー競技が行われる利府町までの7市町村で聖火をつないだ。同県丸森町PR大使の歌手、佐藤多恵さん(32)は、コロナ禍で男女2人のユニット「Tae―chu」の音楽活動がままならない中、この日を迎えた。

 実家は丸森町の山間部。山や田んぼが広がる。「駅は遠く、自動販売機もめったにない。鳥や虫の鳴き声で四季がはっきり感じられる」。ゆったりとした時間が、Tae―chuの優しいメロディーを生み出す。

 2年前の台風19号は町に土砂崩れなどの傷痕を残し、阿武隈急行線も復旧に時間がかかった。音楽関係者やファンが支援物資やスコップを持って自宅を訪れてくれた。以前訪問した町外の小学校からは雑巾約500枚が町に寄せられた。

 「助けてもらった分、次は寄り添える人になる」と、芽生えた感謝の気持ち。観光客の足が遠のいた丸森を「元気づけたい」という思い。それが、聖火リレーの走者に応募した理由だ。

 「できないこと嘆くより できること見つけよう 探せないのならば僕が手伝うから」「笑顔のバトンを  つな いで走りぬけよう 素晴らしい景色が待ってるさ」。本番に向けて制作した楽曲「バトン」には、夢を追う人へのエールを込めた。

 五輪延期が決まったのは、曲が完成した頃だった。当初走るはずだった昨年6月にユーチューブで「バトン」を公開。「コロナ禍の今こそ聞きたい曲」とファンに受け止められた。

 「一人でも多くの人に笑顔を届けたかった。今は全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです」。歌詞通りの笑顔で次走者に聖火を託した。

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