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復興の自転車道を幻のオリンピアン疾走…仙台市沿岸の特殊区間

  
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 東京オリンピックの聖火リレーは21日、宮城県山元町から県南部の沿岸5市町を北上し、ゴール地点の仙台市陸上競技場(宮城野区)に到着した。3日間で総勢280人が聖火をつなぎ、県内の全行程を終えた。復興の希望の火は静岡県に運ばれ、五輪開会式に向けて東京を目指す。

自転車で聖火を運ぶ渡辺さん(21日午後5時55分、仙台市若林区で)
自転車で聖火を運ぶ渡辺さん(21日午後5時55分、仙台市若林区で)

 仙台市沿岸の貞山運河の堤上に一直線に延びる「仙台亘理自転車道」。自転車が1台ずつすれ違うことができる幅の専用道路で、震災で傷み、改めて整備された。聖火リレーでは「特殊区間」として自転車や車いすで聖火が運ばれた。

 トーチを手で持ちながら自転車で走ることはできず、後輪に聖火を固定する台がつけられた。県立石巻高等技術専門校の職員と生徒が鉄パイプを溶接し、2週間で作り上げた特注品だ。

 この区間でランナーとなったモスクワ五輪自転車代表で幻のオリンピアンとなった渡辺幹男さん(62)は、自転車にまたがると、900メートルをゆっくりと走り抜けた。「片手運転ができず沿道の皆さんには手を振れなかったが、本当にすがすがしい思いで走ることができた」と話した。

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2144581 0 東京オリンピック2020速報 2021/06/22 09:36:00 2021/06/22 11:40:22 2021/06/22 11:40:22 自転車で聖火を運ぶ渡辺さん(21日午後5時55分、仙台市若林区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210621-OYT8I50105-T.jpg?type=thumbnail
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