ニュース

聖火 今度は撮られる側に[Tokyo2020+]

  
[読者会員限定]
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

聖火をつないだ鈴木芳朗さん(23日午前、静岡県湖西市で)=高橋美帆撮影
聖火をつないだ鈴木芳朗さん(23日午前、静岡県湖西市で)=高橋美帆撮影

静岡の86歳、前回映像作品

 東京五輪聖火リレーは23日、静岡県に入った。前回東京五輪で開幕1週間前の1964年10月、地元の聖火リレーの様子を8ミリカメラで映像に収めた湖西市、鈴木芳朗さん(86)が、今回はランナーとして登場。撮られる側となって、次世代に記録と記憶をつないだ。

 前回五輪の約1年前、鈴木さんは自宅近くの写真店でショーウィンドーに並んだカメラに一目ぼれした。新居町(現湖西市)の職員だった鈴木さんにとって「月給6か月分」という高級品だったが、代金を後払いにしてもらって手に入れることができた。

 あの日、沿道に詰めかけた大勢の町民に交じって、カメラを回した。「『一生に一度』と思って夢中でランナーを追った」。映像は、撮影仲間の撮ったものと一緒に8分間のドキュメンタリー作品にまとめた。

 あれから57年。「時代の移ろいを残したい」と、鈴木さんはいまも趣味でカメラを回している。新型コロナウイルスの影響で、今回の聖火リレーは密集を避けて行われたが、「それもまた時代の姿」と受けとめる。自分が走った姿も、撮影仲間たちが映像に収めてくれた。今後、新たな作品としてまとめるつもりだ。

無断転載・複製を禁じます
2148877 1 東京オリンピック2020速報 2021/06/23 15:00:00 2021/06/23 15:00:00 2021/06/23 15:00:00 聖火ランナーの鈴木芳朗さん(6月23日午前8時30分、静岡県湖西市で)=高橋美帆撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210623-OYT1I50066-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「新型コロナ」のニュース

オリンピック 新着ニュース