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「一輪車を五輪競技に」…元世界チャンピオンの佐藤彩香さん

 
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 東京オリンピックの聖火リレーが28日、神奈川県内で始まった。新型コロナウイルスの影響で29、30日を含めて公道走行は中止。代わりに、ステージ上でトーチを近づけて聖火をつなぐ「トーチキス」を無観客で行う。1日目は藤沢市の辻堂神台公園が会場となり、90人の走者が登場。コロナ禍に負けず、たくさんの感動が生まれる大会となることを願い、笑顔で大役を果たした。

 一輪車の世界大会で優勝した経験を持つ佐藤彩香さん(25)は緊張した面持ちが、聖火を引き継ぐと一転、満面の笑みになった。笑顔を絶やさず、トーチキスを終えると、手を振りながら降壇した。「一輪車では五輪に関わることができないので、関われて良かった」と話した。

満面の笑みを見せる佐藤さん
満面の笑みを見せる佐藤さん

 茅ヶ崎市で生まれ、3歳頃から子役として活動。人気刑事ドラマやバラエティー番組に出演した。一輪車に初めて乗ったのも小学1年の時、番組の企画だった。自宅近くの塀を支えに1か月以上練習し、収録までに乗れるようになった。

 その時の上達する感覚がうれしくてのめり込んだ。芸能界から離れて一輪車クラブに通い、大会のDVDを見て乗り方や角度を研究した。小学5年で全国大会で優勝すると、表彰台の常連となった。

 好きな言葉は「絶対あきらめない」。努力を続け、2012年にイタリアで開かれた世界大会のリレーで優勝し、14年にも個人種目で世界一に輝いた。

 今度は一輪車をきっかけに、再び芸能界に関わることに。「かわいすぎる世界チャンピオン」としてメディアで話題となった。ただ、今の芸能活動の目的は、一輪車の普及だ。「友達に一輪車の話をしても、『何それ?』と言われてしまう。競技として一輪車が広まってほしい」と話す。

 将来の夢は「一輪車を五輪種目にすること」。その夢に近づくきっかけになればと、聖火リレーに手を挙げた。公道を走ることはできなかったが、「この経験を自信にしていきたい」と目を輝かせた。

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2164066 0 東京オリンピック2020速報 2021/06/29 11:06:00 2021/06/29 11:06:00 一輪車世界チャンピオンの佐藤彩香さん(28日午後5時25分、神奈川県藤沢市で)=川口正峰撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210629-OYT8I50015-T.jpg?type=thumbnail
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