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不惑のダイバー・寺内健、2種目出場で「表彰台で見たことのない景色を見たい」

 
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 水泳・飛び込みの寺内健。過去5度の五輪は、どれも「集大成」との覚悟で臨んできた。板飛び込み、シンクロ板飛び込みの2種目に出場する今回も、気持ちは同じだ。「その時、一番良い演技を作り上げる。そのことは間違いない」

 2秒弱で演技を終える飛び込みは、ジャンプ力、一瞬の技の切れが求められる。強豪の中国出身で、25年以上も指導している馬淵崇英コーチは「40歳でトップにいることは、世界でも非常に珍しい」と言う。徹底した基礎練習と「五輪(の表彰台)で、見たことのない景色を見たい」という切実な思いが、不惑のダイバーを突き動かしてきた。

 2001年の世界選手権では銅メダルに輝いたが、五輪は00年シドニー大会の高飛び込み5位が最高。08年北京大会後に引退表明しながら現役復帰したのも、日本初の五輪メダルを目指してのことだった。

 昨夏は新型コロナウイルスに感染。復帰戦となるはずだった今年5月のワールドカップ(東京)も、ペアを組む12歳下の坂井 しょう (ミキハウス)のへんとう炎で棄権した。実戦から遠ざかり、多少の不安は残るが「(カバーできるだけの)経験があり、それが強み」との自負がある。待ちわびた自国での五輪で、国内第一人者の底力を見せたい。

(2021年6月25日付朝刊掲載)

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2232810 0 東京オリンピック2020速報 2021/06/25 05:00:00 2021/08/02 14:45:05 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210702-OYT1I50128-T.jpg?type=thumbnail
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