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八村塁の「兄貴分」ブラウンアイラは大リーグが指名した最速154キロ投手…3人制バスケ

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 3人制バスケットボール男子日本代表のブラウンアイラ選手は、最速154キロの速球派投手として大リーグからドラフト指名を受けた異色の経歴を持っている。プロバスケットボールのNBAで活躍する5人制バスケットボール日本代表の八村塁選手の大学の先輩で、家族ぐるみの付き合いをしており、インスタグラムでも連絡を取り合う仲だ。ブラウン選手の魅力に迫った。(読売新聞オンライン 河合良昭)

豪快なダンクシュートが魅力

 ブラウン選手はアメリカ出身で、身長1メートル93、体重105キロ。

5人制の日本代表選手として出場した東アジア選手権の韓国戦で、ダンクシュートを決めるブラウン選手(2017年6月3日)
5人制の日本代表選手として出場した東アジア選手権の韓国戦で、ダンクシュートを決めるブラウン選手(2017年6月3日)

 ジャンプ力や相手選手とぶつかったときの体の強さなど、身体能力の高さが評価されており、豪快なダンクシュートが魅力の一つだ。日本国籍を取得し、5人制の日本代表としても活躍した。

 身体能力のすごさは、経歴を見てもわかる。

大リーグからドラフト指名

 高校時代はバスケとともに野球にも取り組んでおり、最速154キロの速球派投手だった。卒業後の2001年、大リーグのロイヤルズからドラフト指名されてマイナーリーグなどでプレーしたが、大リーガーになることができず、引退した。

「バスケットボールより小さいね」と言って野球の硬式ボールを握りポーズを決めるブラウン選手
「バスケットボールより小さいね」と言って野球の硬式ボールを握りポーズを決めるブラウン選手

 その後、バスケを再開し、八村選手も在籍したゴンザガ大に入って活躍した。NBAでプレーすることは叶かなわなかったが、プロ選手としてメキシコやアルゼンチンなどのリーグでプレーした後、2011年に来日して富山県のバスケチームに加入。翌2012年には3人制のアメリカ代表としてワールドカップに出場した。

 取材時、野球の硬式ボールを渡すと、「変化球も投げたんだよ」と言いながら、カーブとサークルチェンジの握りも見せてくれた。

八村選手の子ども時代、バスケシューズをプレゼント

 NBAの八村選手とは、ブラウン選手が富山のチームにいた時、接点があった。八村選手の父が勤めていた飲食店にブラウン選手が客として訪れて意気投合。友人になって家族ぐるみの付き合いをするようになり、八村選手がまだ子どもの頃、自分が使っていたバスケシューズをプレゼントしたこともあった。

八村選手(左)とはインスタで連絡を取り合うブラウン選手
八村選手(左)とはインスタで連絡を取り合うブラウン選手

 ブラウン選手は2019年、ゴンザガ大でトレーニングする機会があり、八村選手と顔を合わせた。自身が大リーグやNBAを目指しながら夢を果たせなかった経験も踏まえ、「NBAに行けば周囲は大きく変わる。多くの給料をもらったと思っても突然失うことだってある。だから利己的になるな。そのうえで常に貪欲に行け」とアドバイスしたという。日本で八村選手の写真を使った広告を見るたびに、「また見たよ」とインスタグラムで写真を送り、冷やかすこともあるという。

 温泉と相撲観戦が大好き。好きな食べ物は「世界一の食事」と絶賛する「お好み焼き」。

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2231200 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/24 16:08:00 2021/07/24 16:32:43 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210708-OYT1I50049-T.jpg?type=thumbnail
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