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ゴールボール元日本代表、スポーツで学んだ「やり抜く力」

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 東京オリンピックの聖火リレーが6日、埼玉県内で始まった。スタート地点の川口市では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため公道走行が中止となったことから、聖火の出発記念式が行われた。7日には越谷市や熊谷市など15市町で行われる。

 聖火リレー1日目の最終走者を務めた所沢市在住の安達阿記子さん(37)は、パラスポーツ「ゴールボール」の元日本代表選手。2012年のロンドン大会で金メダルを獲得した。

1日目の最終ランナーを務めた安達さん(所沢市で)
1日目の最終ランナーを務めた安達さん(所沢市で)

 14歳で右目、20歳で左目の視力を大幅に失い、「将来の道が閉ざされた」と落ち込んだ。

 転機は22歳の時。マッサージの勉強を始めた施設で、先輩に誘われてゴールボール部に入った。

 目隠しをつけて鈴の入ったボールを投げ、ゴールに入れて得点するゴールボールは、「音」でボールの位置や動きを把握する。始めたばかりの頃は、音を聞く余裕は全くなく、ボールにほとんど触れることもできなかった。「このままでは終われない」。悔しさをばねに、がむしゃらに練習に励んだ。

 実力がついてくると、日本代表チームのコーチから「合宿に参加しないか」と誘われた。厳しい練習についていくうちに「パラリンピックで金メダル」という新たな目標が見えてきた。

 そして迎えたロンドンでは、基本に忠実なプレーを心がけて勝利を続け、目標をかなえることができた。

 大役を果たした後、「私はゴールボールで、目標に向けてやり抜く力を学んだ。パラスポーツについて、たくさんの人たちに知ってもらいたい」と語った。

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2185543 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/07 09:31:00 2021/07/07 10:14:12 到着式会場の所沢航空記念公園に到着した最終ランナーの安達阿記子さん(6日午後8時5分、埼玉県所沢市で)=早坂洋祐撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210707-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail
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