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金属バットをへし折った上野由岐子の豪速球、どのくらいスゴイのか…変化球にも注目

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 東京五輪のソフトボールは日本が北京大会に続く連覇を目指して今夜、アメリカと決勝を戦う。今大会では、エース上野由岐子の速球が相手打者の金属バットをへし折る場面が話題となったが、ソフトボールの投手の球はどのぐらいスゴイのか。

 ソフトボールの投手は円周12インチ(30・2~30・8cm・重さ6・5~7オンス(177・5~198・8g)のボールを自在に操って豪速球や変化球を投げ分ける。

日本代表のエース、上野由岐子選手
日本代表のエース、上野由岐子選手

 この速球を野球に当てはめれば何キロに相当するか。トップレベルの女子選手の球速は時速100キロを超えるが、バッテリー間の距離が近い分、体感のスピードは相当なものがある。仮に108キロとすると、ボールが投手の手を離れて捕手のミットに収まるまでの到達時間は0・406秒。これをバッテリー間が18・44メートルの野球で換算した場合、同じ時間で到達させようとすれば、163キロの超高速が必要になる。

 変化球がまたすごい。かつて、日本のエースとしてアトランタから3大会連続で五輪に出場した高山樹里投手が得意としたのがライズボールだ。

 腕を大きく回すウインドミル投法から球をリリースさせる直前に腰のあたりに当てて上向きに強い回転を与えると、打者の手元でホップする。鋭い球なら、高めのストライクぎりぎりの胸元から肩当たりまで約30センチも浮き上がるように見える。この逆がドロップで、こちらはひざ元から地面すれすれにフォークボールのように落ちる。打者にとっては的が絞りにくい球だ。

 チェンジアップは、ストレートと同じフォームから掌で押し出すように投げる。速球とは30~40キロも球速差があり、タイミングを狂わされた各打者のバットは面白いように空を切る。

 今夜の決勝戦。野球より短い13・11メートルのバッテリー間で繰り広げられる“驚異の世界”にも注目だ。

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2237943 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/27 12:51:00 2021/07/27 12:51:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210708-OYT1I50073-T.jpg?type=thumbnail
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