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ソフトボール・宇津木麗華監督…投手3人、捕手3人の理由を語る

  
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「連覇」へチーム力磨く

 東京五輪は23日、開幕3か月前の節目を迎えた。開会式に先駆け、7月21日に競技開始となるソフトボールの宇津木麗華・日本代表監督が読売新聞のインタビューに応じ、2008年北京五輪に続く「連覇」へ向けた構想を語った。重視するのは「人間力」だ。

 ――3月23日に代表15人が内定した。チーム作りの基本姿勢は。

東京五輪に向けた構想を語るソフトボール日本代表の宇津木麗華監督=園田寛志朗撮影
東京五輪に向けた構想を語るソフトボール日本代表の宇津木麗華監督=園田寛志朗撮影

  「(選手同士の性格が)合う、合わないってこともあるだろうが、相手に勝つことを目指すのであって、チームメートと戦うのではない。いいところを見て、会話して、いいところを全部出して勝っていきたい。最終的に人間性がチームをコントロールする。試合に出ていない選手も自ら考え、チームに貢献できる自分を作り上げてくれるような集団にしたい」

 ――そのために監督が果たすべき役割は何か。

  「選手の長所を見ていくのが務め。長所を引き出し、欠点があるなら、それが出ないように工夫する。欠点について『直せ』と言ったら迷ってしまうから」

 ――過去の五輪で4人だった投手は今回、3人に減らしたが。

  「ふつうは4人だけど、(日本を含む)各国・地域の過去を振り返ったら、それは故障者に備えた編成だった。どのみち、4番手が投げるような状況になったら優勝は難しい。だったら4人目の枠をほかに回した方が、余裕が生まれる」

 ――捕手を3人に増やし、厚みを持たせた。

  「チームをコントロールする上で、捕手は監督の次に重要。選んだ3人は全員違う(タイプ)。我妻は今が旬でエース捕手。峰は私の持っていないものを持っている。清原は発想が面白くて『貢献してくれる』という期待感がある」

 ――決勝までの7日間で6試合を戦う過密日程だ。

  「上野も(藤田) (やまと) も6試合投げられるし、1人で(1試合を)投げ切ることもできる。倭は打者もできる。役割を決めておくのは初戦だけで、あとは相手を見て考える。(1次リーグ2戦目の)メキシコは情報が少ないから、対戦が2試合目でよかった」

 ――最大のライバルである米国に勝つためには。

  「単純に一人ひとりの力を足したら負けるかもしれないが、『チーム力』で勝つ。上野は優勝した北京五輪について『最初は(日本が)強いと思わなかったけど、試合をしていくうちにチームが一つになって、強くなっていった』と言っていた。一つの型にはめてもダメ。いろんな戦略を立てて臨みたい」

(2021年4月23日付朝刊掲載)

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