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東京五輪、1都3県は「無観客」決定…福島など3県「1万人以内」

  
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は8日、東京と埼玉、千葉、神奈川の1都3県で行われる五輪競技は無観客で開催すると発表した。同日行われた国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者会談と、関係自治体を交えた協議会で決定した。東京に対する新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言の発令決定を踏まえ、感染拡大への国民の不満に配慮する必要があると判断した。

 協議会後に記者会見した組織委の橋本聖子会長によると、宮城、福島、静岡の3県は観客上限を収容定員の50%以内で1万人まで認め、茨城県は「学校連携観戦プログラム」で観戦する児童生徒に観客を限定する。北海道は「検討中」とした。橋本氏は、開会式も無観客になると述べた。

5者会談に臨む組織委員会の橋本会長(左)とIOCのバッハ会長(8日夜、東京都中央区で)=代表撮影
5者会談に臨む組織委員会の橋本会長(左)とIOCのバッハ会長(8日夜、東京都中央区で)=代表撮影

 5者会談はオンライン形式で行われ、政府と組織委、東京都、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)が参加した。会談では都内の会場は無観客とし、ほかの道県の扱いについては知事らと協議することで合意した。

 続く関係自治体との協議会で、東京に隣接する埼玉、千葉、神奈川の3県は「まん延防止等重点措置」にとどまるものの、都と足並みをそろえる必要があるとの認識で一致した。埼玉県の大野元裕知事は協議会で「1都3県で同一の歩調を取りたい」と述べた。

 宮城、福島、静岡の3県は緊急事態宣言や重点措置の対象地域外となっており、感染防止に万全の対策を取れば有観客でも問題がないとの見方で一致した。

 5者会談の冒頭、橋本氏は「緊急事態宣言が出されるので、困難な決断を行うことになるだろう」と語った。IOCのトーマス・バッハ会長は8日に来日し、会談には都内のホテルからオンラインで参加した。

 組織委などは6月21日の5者会談で、観客数上限を「収容定員の50%以内で1万人」と決め、緊急事態宣言が発令されれば再検討することにしていた。

 8月24日に開幕するパラリンピックについて、組織委は記者会見で、五輪の閉会後に観客の扱いを判断するとした。

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2191535 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/08 22:52:00 2021/07/09 13:30:42 5者協議に臨む東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(左)とIOCのバッハ会長 ※※ =東京都中央区(代表撮影))=8日午後8時16分、東京都中央区(代表撮影) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210709-OYT1I50007-T.jpg?type=thumbnail
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