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「全国の応援が選手の力に」リオパラ・自転車銀、鹿沼由理恵さん 40

   
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聖火皿に点火した鹿沼さん
聖火皿に点火した鹿沼さん

 都内で9日、東京五輪の聖火リレーがスタートした。世田谷区での聖火お披露目式に続き、午後には町田市で点火式が行われた。公道走行に替わって世田谷区と狛江、稲城、町田3市にゆかりのある走者が次々にステージに上がり、隣の人にトーチの火を移す「トーチキス」で聖火をつないだ。

 2016年リオデジャネイロ・パラリンピックの銀メダリストは、輝く聖火に「全国の応援が選手の力になりますように」と願った。

 先天性の弱視を抱えるが、クロスカントリーで10年バンクーバー冬季大会に出場して5位に入賞した。飛躍を期す中で左腕を負傷し、失意の底で出会ったのが自転車競技だった。「全身で風を切って走る爽快感は同じだ」。希望が見えた。

 リオ大会後、「東京では金メダルを取る」と誓ったが、再び試練が襲う。左腕切断の選択を迫られたのだ。浮かんだのは障害をものともせずに闘う仲間。「また全力で夢を追い求めたい」と切断に迷いはなかった。

 最大の理解者だった母を18年に失い、東京大会の出場機会を得ることもかなわなかった。「今度はひとの夢を応援しよう」。五輪選手の応援イベントを開き、子どもたちに「次は皆さんが輝く番だ」と伝えている。

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2195679 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/10 05:00:00 2021/07/10 05:00:00 聖火皿に聖火を点火し、笑顔を見せる鹿沼由理恵さん(9日午後7時55分、東京都町田市で)=米山要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210710-OYT8I50002-T.jpg?type=thumbnail
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