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主将・荒木絵里香「娘と一緒に最後まで戦い抜きたい」…集大成で見せる母の強さ

 
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 女性の社会進出の環境が整うのに伴い、出産後も競技を続けるアスリートが増えてきた。その代表格と言える存在がバレーボール女子の荒木絵里香(36)だ。

2大会ぶりのメダルへ「娘と一緒に戦い抜きたい」と誓う荒木絵里香
2大会ぶりのメダルへ「娘と一緒に戦い抜きたい」と誓う荒木絵里香

 北京五輪から4大会連続の代表入りを果たし、ミドルブロッカーとして、精神的支柱として、期待も重圧も大きい。心の支えとなっているのが、2012年のロンドン五輪後に生まれた長女・和香さん(7)だ。

 練習や合宿などで家を空けることが多く、以前は寂しがって「バレーをやめて」と言われることもあった。泣き叫ぶ姿に心を痛めたことも、一度や二度ではない。しかし最近は、「五輪のことも日本代表ということも、娘なりに理解してくれている」。涙をぐっとこらえて笑顔で送り出そうとする和香さんの姿に成長を感じながらも、胸がぎゅっと締め付けられる。

 離れて暮らす日々はつらく、今も「乗り越えられてはいない」という。それでも、「やりきりたい思いを応援してくれているから、中途半端なことはできない」。覚悟を決める主将に、中田久美監督も「ママさんプレーヤーとして、これからのバレーボール界の新しいロールモデルとして、彼女には頑張ってもらいたい」と期待を寄せる。

 「本気で五輪に挑戦する自分の姿から、何かいいものを受け取ってもらえれば。娘と一緒に最後まで戦い抜きたい」。目指すは2大会ぶりのメダル獲得。「これが最後になると思う」と語る五輪で、チームのため、そして愛する娘のために、全てを出し切る。

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2232599 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/25 10:58:00 2021/07/25 11:07:22 新年特集用 所属するトヨタ車体クインシーズの試合で得点にガッツポーズをする、バレーボール女子日本代表キャプテンの荒木絵里香選手(12月6日、秋田市のCNAアリーナ★あきたで)=田中成浩撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210716-OYT1I50112-T.jpg?type=thumbnail
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