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八村合流で「世界標準」に進化、チームとして機能しベルギーに快勝…バスケ男子

 
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 東京オリンピックに臨むバスケットボール男子日本代表の国際強化試合が16日、さいたま市で行われ、日本がベルギーに87―59で快勝した。米プロバスケットボール協会(NBA)でプレーする八村塁(ウィザーズ)が2年ぶりに代表に合流した日本はパスが良く回り、前半で7本の3点シュート。リバウンドでも優位に立って、ベルギーを一蹴した。

攻撃かみ合う

第1クオーター、ダンクシュートを決める八村塁(16日)=守谷遼平撮影
第1クオーター、ダンクシュートを決める八村塁(16日)=守谷遼平撮影

 30―11。第1クオーターで勝負あった。試合の流れを占う大事な序盤で日本の攻撃がかみ合った。

 開始直後、日本はPG田中大貴(A東京)からの浮きパスを受けたギャビン・エドワーズ(千葉)がアリウープダンクを豪快にたたき込む。第2クオーターにはエドワーズがゴール下でのドリブルで相手ディフェンスを引き付けると、外からするすると飛び込んできた八村塁(ウィザーズ)にパスを渡し、流れるような得点シーンを演出した。

 八村と馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド=豪)がようやく合流し、日本代表12人が全員そろって初めての試合。フリオ・ラマス監督が打ち出した世界で戦うキーワードの一つが、代表の大型化だった。12人の平均身長は1メートル96。身長2メートルを超える八村、渡辺雄太(ラプターズ)のNBAコンビが入り、1メートル92の田中をポイントガードで起用したこの試合は、スタート5人の平均身長が2メートル01の「世界標準」となった。

 「高さ」だけではない。2019年ワールドカップ(W杯)で米国などに5戦全敗で終わった悔しさを晴らしたい日本は、五輪に向けて戦術システムの浸透にも力を注いできた。前半で八村と渡辺雄の2人が計30点。だが、個人技だけではなく、アシスト数「27」が示すように日本がチームとして機能したことが大きな収穫だ。

 「チームがそろったばかりで、まだ課題はあるが、それを克服して、五輪に向かいたい」。八村は試合後、しっかりと本番を見据えていた。

 その五輪で日本は世界ランキング2位のスペイン、4位のアルゼンチンなど格上の相手と当たる。スペインとの初戦まであと10日。八村や渡辺雄だけに頼れば2年前の二の舞になるが、この日の序盤のようなゲームを40分間続けられれば、世界トップ国からの「歴史的1勝」も見えてくる。(読売新聞オンライン)

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2213253 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/16 21:18:00 2021/07/16 22:40:22 【バスケット男子 日本VSベルギー】第1クオーター、ダンクシュートを決める八村塁(中央)(16日、さいたま市・サイデン化学アリーナで)=守谷遼平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210716-OYT1I50193-T.jpg?type=thumbnail
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