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【独自】韓国選手団に「福島産食べるな」と指導、弁当配送へ…自民「いちゃもんだ」

  
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 【ソウル=建石剛】韓国のオリンピック委員会に当たる大韓体育会が、東京五輪の選手村の食事で使われる福島県産などの食材を食べないよう、自国選手団を指導していることがわかった。放射性物質による汚染の危険があると主張している。自民党内からは「そこまでいちゃもんをつけるとは本当に不愉快だ」との批判が出ている。

 2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、福島県産などの農水産物は放射性物質検査を経て、安全なものだけが出荷されている。大会組織委は、検査の数値も示して安全性を説明していた。

選手村で軽食を提供するカジュアルダイニング
選手村で軽食を提供するカジュアルダイニング

 しかし、大韓体育会の担当者は取材に、「放射能汚染の危険性を考慮し、食事をする場合は(福島産などを)摂取しないよう注意喚起している」と語った。今月20日には、選手村近くのホテルに「給食支援センター」を開設し、希望する選手のために弁当を作って選手村に届けるという。韓国から調理師や栄養士ら24人を派遣する。

 韓国は過去の五輪でも栄養管理などのためにセンターを設置していた。今回は「放射性物質対策」も理由に掲げ、韓国から送った食材などを使うという。農林水産省によると、韓国は福島を含む8県の水産物などの禁輸を続けている。

 韓国の対応について、自民党の佐藤正久外交部会長は「食材はおもてなしの気持ちで努力し、相当気を使っている。福島県民の心を踏みにじる行為だ」と語った。選手村のレストランでは、福島県など被災地の食材を活用した食事を選手に提供している。

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