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「商店街のために」応募、公道走行中止で商店街の前走れず

  
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 東京五輪の聖火リレーは17日、東京都内で9日目を迎え、練馬区の区立練馬総合運動場公園で、隣の人に炎を移す「トーチキス」が行われた。杉並、中野、練馬区で公道を走行する予定だった人たちが参加し、聖火をつないだ。18日は、足立区の都中央卸売市場足立市場でセレモニーが開かれる。

トーチを掲げ笑顔を見せる吉田さん
トーチを掲げ笑顔を見せる吉田さん

 「一日も早く、普通の商売ができるように」。「走る商店会長」の吉田稔夫さん(76)は、新型コロナウイルスの感染が急拡大する中で、そんな思いを込めて、次の走者に聖火をつないだ。

 50歳の頃にランニングを始め、国内外のマラソン大会に出場し、ハワイのホノルルマラソンは3回完走。いつしか地元では「走る商店会長」と呼ばれるようになった。

 1964年の東京五輪では、聖火ランナーには陸上選手らが多く選ばれていたが、今回は地域で活動している人など幅広く募集が行われた。商店街のために走りたいと思い応募した。近所の公園で週3、4日ランニングに励み、10キロ減量して、聖火リレーに備えてきた。

 会長を務める中野南口駅前商店街では、夜になると多くの飲食店がシャッターを下ろす状況が続いている。「イベントも中止になり、飲食店などは本当に困っている」と訴える。今回、公道での走行が中止され、商店街の前を走ることはできなかった。それでも「お店の人たちに、元気に頑張っていこうという熱い思いは伝わった」と信じている。

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2215874 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/18 05:00:00 2021/07/18 15:27:12 トーチを掲げ笑顔の吉田稔夫さん    ※※1080205 吉田稔夫=米山要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210718-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail
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