ニュース

子ども食堂の運営で地域に尽くし、聖火を通じ「みんな元気に!」

  
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 東京五輪の聖火リレーは18日、東京都中央卸売市場足立市場(足立区)内で、豊島、板橋、北、足立各区の公道を走る予定だった聖火ランナーらが「トーチキス」で聖火をつないだ。

 子ども食堂を運営する小池妙子さん(83)は、「祝 点火セレモニー」と書かれたお手製ののぼりを掲げる家族が見守る中、聖火のバトンを受け取ると右手でガッツポーズをつくった。次のランナーに聖火を託して右手で胸を2回たたき、「みんな元気になれ!」と声を張り上げた。

ステージ上でポーズをとる小池さん
ステージ上でポーズをとる小池さん

 板橋区の自宅で、2019年から子ども食堂「にっこりキッチン!」を開いている。長年の看護師経験を生かし、新型コロナウイルスの感染対策として子どもたちに手洗い方法を指導するほか、生活に困窮するひとり親世帯の相談にも応じている。20年からは高齢者向けの運動教室にも手を広げ、地域社会に尽くしてきた。

 看護師を務めた後は、母校の看護専門学校で後進の育成にあたった。定年後も大妻女子大教授や弘前医療福祉大の保健学部長を歴任し、医療教育の最前線に立ち続けた。

 コロナ禍では医療現場の疲弊を目の当たりにし、人同士のつながりも希薄になっていると感じる。世界平和や人々の幸せを象徴する聖火を自らの手で次の世代につなぎたいと聖火ランナーに立候補した。この日、眼前で「美しく燃えていた」聖火にしばし見とれた。

 「話し相手が少しずつ増えていけば、地域はそれだけ豊かになっていく」が持論だ。「向こう三軒両隣」の精神を地元に広めていくことが、自分を育ててくれた地域への恩返しになると思っている。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2217444 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/19 09:34:00 2021/07/19 09:51:22 ステージ上で聖火を掲げてポーズをとる小池さん(足立区の足立市場で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210718-OYT8I50047-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「新型コロナ」のニュース

オリンピック 新着ニュース