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堂安の自信の裏付けは「4年前の記憶」…手の内知る南ア相手に白星発進

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 東京オリンピックは22日、サッカー男子の1次リーグが始まり、日本は南アフリカとの初戦に、1―0(前半0―0)で勝利を収めた。南アの選手やスタッフに新型コロナウイルスの感染者や多数の濃厚接触者が出て、開催できるかどうかがキックオフ間近まで不透明だった一戦。7大会連続出場のホスト国・日本は、異例の状況下での勝負を制した。日本は今後、25日にメキシコ、28日にフランスと対戦する。

コロナ禍くぐり、五輪初戦での再会

南アフリカ戦で精力的な動きを見せる堂安律選手〈10〉(22日、東京スタジアムで)=里見研撮影
南アフリカ戦で精力的な動きを見せる堂安律選手〈10〉(22日、東京スタジアムで)=里見研撮影

 無観客の東京スタジアムにホイッスルが鳴り響き、金メダルを狙う戦いが始まった。その直後から、日本はボールを支配して、南アフリカ陣内へ攻め込んだ。

 「ワンタッチでボールをはたけば、必ず(スペースが)空いてくる」と、堂安律(PSVアイントホーフェン)が、試合に先立つオンライン記者会見で話した通りのパス回し。32分、三好康児(アントワープ)が惜しいシュートを放つ。34分には林大地(鳥栖)がネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールならず。守りを固める相手を、後半途中まで攻めあぐねた。

 待望の先制点は、久保建英(レアル・マドリード)が決めた。71分、相手陣の右寄りで逆サイドの田中碧(デュッセルドルフ)から長いパスを受けると、得意の左足を振り抜く。低く鋭いシュートは左ポストに当たり、そのままゴールへ吸い込まれた。

 雄叫びをあげて喜んだ久保。チームは、この1点で勝ちきった。ヒーローは試合後、気持ちの面を強調した。「シュートは(何本も)打てていたから、決めるとしたら自分しかいないと思っていた」

 堂安が相手チームの特徴を把握していたのには、理由がある。2017年のU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会で、日本は南アフリカと初戦で顔を合わせた。堂安が決勝点を決め、日本が2―1で勝利を収めた。

 その一戦と、この日の東京五輪初戦の登録メンバーを見比べると、共通する名前が両チームに約5人ずつある。それぞれが選手として成長し、コロナ禍をくぐり抜け、4年後に同じピッチに立った。意味深い再会マッチにもなったはずだ。

 日本のオリンピック初戦成績をみると、前回までの6大会は3勝3敗で、1次リーグを突破した2大会はいずれも白星発進だった。手の内を知る相手を地元に迎えた五輪の大事な初戦で手にした、勝ち点3。「目標は金メダル」と全選手が真顔で語るチームの視界が、一気に明るく開けてきた。(読売新聞オンライン)

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2227793 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/22 22:16:00 2021/07/22 22:50:23 サッカー男子 日本ー南アフリカ 前半、ボールをキープする堂安律〈10〉(22日、東京スタジアムで)=里見研撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210722-OYT1I50128-T.jpg?type=thumbnail
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