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開閉会式演出チームの辞任・解任、今年3人目…橋本会長「対応が後手に回ったこと反省」

  
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 東京五輪開会式前日の22日、開閉会式で全体の調整役を務める小林賢太郎さん(48)が解任された。式典演出チームで不祥事が明るみに出て、辞任や解任に至ったのは今年に入って3人目。大会組織委員会の橋本聖子会長は記者会見で「これまでの対応が後手後手に回ったことは反省している。今回は大変な問題という認識で早急に解任の手続きを取った」と述べた。

記者会見に臨む組織委の橋本会長(22日、東京都江東区で)
記者会見に臨む組織委の橋本会長(22日、東京都江東区で)

 小林さんが過去にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)をやゆするセリフをコントに使っていたことについて、橋本氏は「まったくそういうことの存在を把握していなかった」と語った。問題のコントの動画はSNSで広まり、橋本氏は22日早朝に初めて確認したという。

 19日には、楽曲制作を担当していた小山田圭吾さん(52)が辞任。組織委は17日に「本人も反省している」として留任の意向を示したが、批判が収まらず、本人が辞任を申し出た。

 昨年末以降、演出チームをめぐる混乱が続いている。五輪・パラの開閉会式の演出は当初、2017年12月に発足し、狂言師の野村萬斎さん(55)が責任者を務めるチームが担っていた。だが、チームは昨年12月、大会の大幅な簡素化を理由に解散。ミュージシャンの椎名林檎さん(42)も辞任した。

 新たに責任者となったCMクリエイティブディレクターの佐々木宏さん(66)は今年3月、女性タレントの渡辺直美さん(33)の容姿を侮辱するような案を演出チームに伝えたことを理由に辞任。その後を継いで事実上、五輪・パラの四つの開閉会式を統括していたのが小林さんだった。組織委によると、五輪開会式には20人以上の演出家が参加。各場面に担当者がおり、小林さんは「全体を一貫性のあるものにする調整役」という重責を担っていた。

 組織委は22日、「小林氏が一人で演出を手がけている部分はない」として、予定していた開会式のプログラムを実施することを発表した。

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2228085 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/23 01:36:00 2021/07/23 01:36:00 小林賢太郎氏の解任を発表した組織委の橋本会長(22日午前11時49分、東京都江東区で)=大原一郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210722-OYT1I50158-T.jpg?type=thumbnail
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