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[コロナ下で]児童応援 選手に力…茨城・鹿嶋 学校観戦1100人

  
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 22日午後4時前。東京五輪サッカー男子の1次リーグ・ニュージーランド―韓国の試合が行われる茨城県鹿嶋市の「県立カシマサッカースタジアム」に、紅白の帽子をかぶったマスク姿の子供ら約1100人が、次々と入っていく。

 その姿を会場の前で見守ったボランティアの同県日立市の男性(66)は「応援頼むよという気持ちで送り出した」。

 会場入りした子供たちは、ゴール後ろに陣取ると、席の両脇を一つずつ空けて座る。ひっそりした約4万人収容のスタンドの一部に赤や白の色が入り、少しだけにぎやかになった。

 新型コロナウイルス感染防止のため無観客での試合が多い今大会で、茨城県は、サッカーの3試合を「学校連携観戦プログラム」とすることを決めた。子供たちに、感染対策を徹底しながら「生の試合」を てもらう取り組みだ。

 午後5時に試合が始まると、子供たちは選手同士のかけ声やボールを蹴る音を間近に聞きながら、腕を伸ばして振ったり、手作りした両国の国旗を掲げたり。大きな声は出せなくても、皆で拍手をそろえ、選手たちのプレーをもり立てた。

 鹿嶋市は2002年の日韓ワールドカップを機に、韓国・済州島の 西帰浦ソギポ 市と姉妹都市に。試合前には同市の子供たちから「私たちの分も応援頑張って」とのビデオメッセージが届いた。鹿嶋市立三笠小6年の男子児童(12)は「会場に来られなかった人たちの分まで応援した。海外選手のプレーを間近でみられた」と興奮した様子だった。

 出場した韓国代表のDFイ・サンミン選手(23)は試合後、「一緒に会場にいられ、プレーできて良かった」。子供たちの応援は、選手たちの心にしっかりと届いたようだ。(水野祥)

 コロナの流行下で開催される異例の五輪。記者が見聞きした様々な場面をお伝えします。

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2228091 1 東京オリンピック2020速報 2021/07/23 01:44:00 2021/07/23 01:44:00
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