ニュース

式典担当者めぐり相次ぐトラブル、組織委のガバナンス欠如を露呈

  
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 東京五輪の意義を世界へ発信する開会式の前日に、その演出家が解任された。式典担当者をめぐる相次ぐトラブルは、大会組織委員会のガバナンス(統治能力)の欠如を露呈している。

国立競技場
国立競技場

 3月に演出統括役の佐々木氏が辞任した。開幕が4か月後に迫る中、組織委は新たに演出チームに加えるスタッフの人選を残ったクリエイターに任せた。組織委は後日、それを承認するだけで、人選に主体的に取り組まなかったことが、今回の失態を招いた。

 19日に作曲家の小山田圭吾さんが辞任。20日には中学生の頃に腐った牛乳を担任教師に飲ませたと自伝に書いた絵本作家・のぶみさんが、文化プログラムの担当を辞退した。コロナ対策に忙殺され、武藤敏郎事務総長は「一人ひとりが過去に何をしてきたか調べるのは困難だった」と釈明した。

 容姿の侮辱、過去のいじめ行為や、虐殺事件の笑いへの転化。演出チームの不祥事は、「多様性と調和」の理念を掲げる東京大会への信用を大きく傷つけた。(運動部 下山博之)

無断転載・複製を禁じます
関連キーワード
2228111 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/23 01:44:00 2021/07/23 01:44:00 国立競技場。東京・新宿区で。本社ヘリから。2020年9月14日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210723-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「組織委」のニュース

オリンピック 新着ニュース