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1万人の思い到着 「多様性と調和」理念発信

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 東京五輪の聖火リレーは23日、都内で最終日を迎え、都庁(新宿区)前の都民広場で到着式が開かれた。東日本大震災の被災地・福島県から「復興のシンボル」として届いたヒマワリが飾られた会場で「トーチキス」が行われた。式典後、全国1万人あまりのランナーがつないだ聖火は、開会式会場となる国立競技場の聖火台へと向かった。

 トーチキスには、1984年ロサンゼルス五輪の柔道金メダリストで、日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕さん(64)や、2016年リオデジャネイロ五輪のシンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)で銅メダルに輝いた新宿区出身の三井梨紗子さん(27)ら五輪メダリストが次々と登場した。

 三井さんは「リオでは皆さんの応援でメダルを獲得できた」と振り返り、「選手やいろいろな人たちの思いが詰まった東京大会を全力で応援したい」と話した。

 「多様性と調和」を掲げる東京大会の理念を発信する演出も行われた。体にマヒがある愛知県岡崎市の鳥居日万里さん(14)は、トヨタ自動車などが開発した遠隔操作ロボット「T―TR1」でリレーに参加した。ロボットの大型ディスプレーに映し出された鳥居さんは、ロボットが掲げたトーチで聖火を受け取ると、大きく手を振って応援に応えていた。

都庁前の広場で聖火皿に炎を移す最終ランナーの中村勘九郎さん(左)と小池知事(23日午後0時31分、新宿区で)=早坂洋祐撮影
都庁前の広場で聖火皿に炎を移す最終ランナーの中村勘九郎さん(左)と小池知事(23日午後0時31分、新宿区で)=早坂洋祐撮影

 都内の最終ランナーを務めたのは、NHK大河ドラマ「いだてん」で日本人初の五輪マラソン選手 金栗四三かなくりしそう を演じた歌舞伎俳優の中村勘九郎さん(39)。駆け足で登壇した勘九郎さんがトーチから聖火皿へと炎を移すと、出迎えた小池知事らから大きな拍手を受けた。

到着式を前に整列する走者たち
到着式を前に整列する走者たち

 小池知事は、咲き誇るヒマワリを前に「福島県から出発した聖火が到着した。新型コロナ対策を徹底し、世界中のアスリートが素晴らしい競技を繰り広げられる大会にしたい」と述べた。航空自衛隊の曲技飛行隊「ブルーインパルス」も、都心上空に五色のカラースモークで五つの輪を描いて式典に花を添えた。

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2230614 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/24 05:00:00 2021/07/24 05:00:00 聖火リレー到着式で聖火皿に点火した東京都の最終聖火ランナーの中村勘九郎さん(左)と小池百合子都知事(23日午後0時31分、東京都新宿区の都庁前広場で)=早坂洋祐撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210723-OYT8I50024-T.jpg?type=thumbnail
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