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[RULES]罰タイム加算 勝敗左右…カヌー・スラローム

 
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 五輪のカヌー競技は、スラロームとスプリントの二つに大別される。

 25日から始まるスラロームは、全長約200メートルの激流を下りながら、2本のポールをつり下げた20か所前後のゲートを指定の順序通りに通過し、タイムを競う。ゲートには、上流から下流に通過するダウンゲートと、下流から上流へ通過するアップゲートがあり、体や艇などが触れると2秒分、不通過なら50秒分のペナルティー(罰点)が加算され、勝敗を大きく左右する。

激流を下りながらカヌーを操作し、技術とタイムを競う
激流を下りながらカヌーを操作し、技術とタイムを競う

 スラローム自体も、艇やパドルの種類によって「カナディアン」「カヤック」の二つに分かれる。

 カナディアンは艇の中で正座の姿勢をとり、片側だけに水かきがあるパドルを使うため、進行方向の制御に細かい技術が必要となる。カヤックは、両端に水かきがついたパドルを使用。スピード感や豪快さが魅力だ。前回リオデジャネイロ五輪では、スラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也(ミキハウス)が日本勢初のメダルとなる銅メダルに輝いた。東京五輪では、女子カナディアンが加わり、男女各2種目と均等になった。

 一方、8月2日から始まるスプリントは、流れのない直線コースを一斉にスタートして着順を争う。

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 東京五輪で熱戦が繰り広げられる競技のルールや見所などを、イラストを使って分かりやすく紹介します。

艇を沈めて 素早くターン

 ◆ ピボットターン =艇の後方を水中に沈め、前方を空中に持ち上げることでコマのように回転し、小さな半径でゲートを通過する技術。艇の後方を深く沈めることで、浮力を推進力に変えて素早くゲートから飛び出すこともでき、日本の第一人者・羽根田卓也の得意技としても知られる。

 人工コース 人工の水路内に構造物を配置して作られたコース。天然河川のコースと比べて一定の水量が保てるため、天候にかかわらず常に公平に競技ができる。本場の欧州では一般的で、日本では2019年に完成した今大会の競技会場「カヌー・スラロームセンター」が国内初の人工コースとなった。

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2231003 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/24 15:00:00 2021/08/01 19:06:17 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210724-OYT1I50107-T.jpg?type=thumbnail
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