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五輪観戦後は「直行直帰」と言われても「観光したい」…観客席「不安どころか空きすぎ」

  
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 東京五輪のほとんどの競技が無観客で行われる中、宮城スタジアム(宮城県利府町)では上限1万人の有観客でサッカー競技が開催されている。新型コロナウイルスの感染拡大への不安の声も上がる中、多くの観客は会場と自宅・ホテルとの「直行直帰」の呼びかけを守る一方、遠方から訪れた人の中には観光を楽しむという声も聞かれた。

宮城スタジアム周辺では直行直帰を呼びかける看板が設置されている(24日、利府町で)
宮城スタジアム周辺では直行直帰を呼びかける看板が設置されている(24日、利府町で)

 24日に行われたサッカー女子の中国―ザンビア、オランダ―ブラジルは、2試合を観戦できるチケット約8000枚が販売された。観客の半数程度が県民で、首都圏から訪れたのは約1割にとどまったとみられる。収容定員約4万9000人の宮城スタジアムは空席が目立ち、観客は感染対策として声を出さずに拍手で応援。選手の声が響いていた。

 県内ではプロスポーツの試合が有観客で行われ、プロ野球・楽天のホーム戦の上限は約1万5000人。仙台市の40歳代の男性会社員は「不安を感じるどころか、観客席は空きすぎだと感じた。友人からは『野球のほうが多い』と言われた」と話した。

 スタジアム周辺では、県が「直行・直帰にご協力願います」と書かれた看板を設置したほか、都市ボランティアもプラカードで直行直帰を呼びかけた。ただ、仙台駅から深夜に出発する予定だった東北新幹線の臨時列車は直前で取りやめとなり、「直行直帰」ができない人もいた。

 岩手県一関市から訪れた40歳代の女性会社員は「2試合目まで見たら終電がない。今日は仙台市内の家族の家に泊めてもらう」と話した。

 三重県四日市市から飛行機で訪れ、仙台駅近くで1泊した建設業の男性(53)は「観戦後は飲みながら楽しい気分に浸りたかったが、行くつもりはない。明日はどこも観光せずに帰る」と話したが、宇都宮市の男性会社員(40)は「居酒屋には行かないが、せっかくだから観光したい」と話した。

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2234349 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/26 07:27:00 2021/07/26 07:27:00 宮城スタジアム周辺では直行直帰を呼びかける看板が設置されている(24日、利府町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210726-OYT1I50000-T.jpg?type=thumbnail
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