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ニナー賢治「とても興奮した」粘って14位…トライアスロン

 
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 トライアスロン男子は、いずれも五輪初出場となったニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)が1時間46分24秒で14位、小田倉真(三井住友海上)が1時間47分3秒で19位だった。

仲間と走り込み 最後に力

トライアスロン男子、14位でゴールしたニナー賢治(手前から2人目)=三浦邦彦撮影
トライアスロン男子、14位でゴールしたニナー賢治(手前から2人目)=三浦邦彦撮影

 最後のランに入る時点でニナーは8位。日本男子初の入賞が見えていたが、5キロ過ぎから脚がけいれんしそうになり、少しずつ順位を落とした。それでも、心が折れることはなく、ラストスパートで1人抜き去ってゴール。「とても興奮した」とガッツポーズを見せた。

 豪州人の父、日本人の母を持つ28歳。拠点の甲府市で、山梨学院大の陸上部らと走り込み、体力だけでなく、精神面も磨いた。日本代表の中山俊行監督は「以前は『俺は力がある』という根拠のない自信を持っていたが、つらい練習を積み、きつい時に走れるようになった」。最後の粘りは、その成果だった。

 豪州で育ち、五輪で三つの金メダルを手にした競泳のグラント・ハケット(豪)に憧れ、「五輪にいつか出る」と宣言した。テニスやサッカーも得意だったが、14歳の頃、友達がしていたトライアスロンに最も興味を持った。日本の文化にひかれ、約4年前に日本国籍の取得を決断した。

 日本文化の特長を「他者への敬意」と言う。ここ数年、共に五輪を戦った小田倉らと合宿漬けの日々を送ってきた。「彼らと協力してきたこの数年間は特別だった。ベストパフォーマンスが出た」。レース後、仲間への感謝が自然と言葉になった。(平野和彦)

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2235522 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/26 15:00:00 2021/07/26 16:00:12 トライアスロン男子 14位でゴールしたニナー賢治(手前から2人目)(26日、お台場海浜公園で)=三浦邦彦撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210726-OYT1I50129-T.jpg?type=thumbnail
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