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大阪で支店長務める西矢椛の父親、金メダル決定直後に声震わせ「すごいことになりました」

 
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スケートボード女子ストリート、競技の合間に笑みを浮かべる西矢選手(右)と中山楓奈選手(26日、有明アーバンスポーツパークで)=守谷遼平撮影
スケートボード女子ストリート、競技の合間に笑みを浮かべる西矢選手(右)と中山楓奈選手(26日、有明アーバンスポーツパークで)=守谷遼平撮影

 東京五輪・スケートボード女子ストリートで優勝し、日本人最年少金メダリストとなった大阪府松原市の西矢 もみじ 選手(13)。大阪の中学生が夢の舞台で快挙を成し遂げた。練習場整備など同競技の振興に努めてきた同市を中心に喜びの輪が広がり、スケボーを愛好する若者らからも祝福の声が相次いだ。(久場俊子、阿部健、吉田清均)

西矢選手が練習していた「スポーツパークまつばら」(26日午後、松原市で)=長沖真未撮影
西矢選手が練習していた「スポーツパークまつばら」(26日午後、松原市で)=長沖真未撮影

 西矢選手が世界を圧倒する技を磨いたのは、地元・松原市に2015年にオープンした「スポーツパークまつばら」だ。市の担当者は「多くの若者が遊べる場所として整備したが、まさか金メダリストが誕生するとは」と驚きを隠せない。

 手すりや段差、U字形の傾斜などスケートボード競技に必要な設備をそろえている。公園や文化会館の階段でスケートボードを楽しむ若者らの姿を見た沢井宏文市長が「堂々と遊べる場所を造ってあげたい」と考えた施設で、学校帰りに利用する西矢選手の姿もよく見られたという。

壮行会で、松原市のマスコットキャラクター・マッキーと記念写真に納まる西矢選手(6月25日、松原市役所で)
壮行会で、松原市のマスコットキャラクター・マッキーと記念写真に納まる西矢選手(6月25日、松原市役所で)

 6月に市役所で開かれた壮行会で西矢選手は「市民を代表して頑張ってくる」と述べた。金メダル獲得を受けて急きょ記者会見した沢井市長は「コロナ禍の中、明るい話題を提供してくれた」と喜び、施設の今後については「西矢さんとも相談し、もっと魅力的な施設にしたい。これからも多くの人に利用してもらえれば」と語った。

父・翔さんにLINE続々

 西矢選手の父親・翔さんが支店長を務める総合建物管理業「メイハン大阪支店」(大阪市西成区)では、社員2人が業務の傍らインターネット中継で観戦した。金メダル獲得が決まると、社員らでつくるLINEのグループチャットには「金だー!」「おめでとう」などの書き込みがあふれたという。

 女性社員(49)は「支店長は職場でも娘さんのことをうれしそうに話す。出勤されたら『おめでとうございます』と声をかけたい」と目を潤ませた。

 三重県名張市にある本社では、従業員約20人がテレビ観戦。西矢選手が生まれる前から翔さんと親交があるという専務取締役・広瀬直也さん(42)が優勝決定直後に電話をかけると、翔さんは「すごいことになりました」と声を震わせていたという。

 広瀬さんは「西矢君は休みの度に全国の練習場に椛ちゃんを連れて行っていた」と振り返り、「我が子のことのように感動した」と喜んでいた。

吉村知事「大阪の誇り」

 吉村知事は「史上最年少の金メダル獲得で誇らしい。まさに『大阪の誇り』だ。これからも長く頑張ってほしい。大阪ゆかりの選手はたくさんおり、これからも応援している」と話した。

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2238807 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/27 15:38:00 2021/07/27 15:38:00 マッキーと記念写真を撮る西矢選手(松原市役所で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210727-OYT1I50111-T.jpg?type=thumbnail
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