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「銀」に終わった五十嵐カノア「自分にチャンスを与えられなかったことが悔しい」

 
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 東京五輪の新競技・サーフィンで初代王者を目指した五十嵐カノア(23)(木下グループ)は銀メダルに終わった。「今回の結果は目標に近かったけど、目標じゃなかった。それでも皆の応援で力をすごくもらってメダルを取ったことはうれしいけど、あともうちょっと欲しかった」と悔しさがにじんだ。

サーフィン男子、決勝に進出した五十嵐カノア(27日、千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸で)=守谷遼平撮影
サーフィン男子、決勝に進出した五十嵐カノア(27日、千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸で)=守谷遼平撮影

 東京出身の日本人の両親の長男として米カリフォルニア州で生まれ、3歳からサーフィンを始めた。下部ツアーから勝ち上がり、2016年からプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)に参戦、世界のトップ選手にもまれてきた。

 17年夏には、カリフォルニア州のハンチントンビーチで行われた、CTと同等のビッグイベント「USオープン」で優勝し自信を深めると、18年シーズンからは「サーフィンを始めた頃から応援してくれている日本の祖父母に金メダルを取るところを見せたい」と、選手登録を米国から日本に変え、五輪を見据えた。

 CT4シーズン目の19年には総合6位。第3戦では日本勢として初優勝も果たすなど順調にステップアップしてきただけに、コロナ禍による1年延期には複雑な思いもあったはずだ。

 それでも日本のエースは「東京」に合わせてきた。今月18日のオンライン記者会見では「今までで一番調子がいい」と自信を口にした。

 実際、準決勝では終盤に9・33点を出して逆転勝利を収めるなど見せ場を作ったが、決勝は、なかなか技を繰りだせないシーンも。「プランがもしかしたらあってなかったのかな」「合ってる波に乗ってなかったことで、自分にチャンスを与えられなかったことが悔しい」とも漏らした。

 2018年に読売新聞から取材を受けた際には「サーフィンをサッカーみたいなメジャースポーツにするのが夢」と語っていた五十嵐。そのステップとなるはずの五輪に名を刻み、更なる飛躍が期待される。

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2237917 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/27 12:45:00 2021/07/27 17:16:42 サーフィン男子、決勝に進出した五十嵐カノア(27日、千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸で)=守谷遼平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210727-OYT1I50135-T.jpg?type=thumbnail
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