ニュース

大坂なおみ「負けたけどうれしい、初めての五輪楽しかった」…「ふるさと」で涙あふれ

  
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 東京五輪のテニスは27日、女子シングルス3回戦が行われ、世界ランキング2位で第2シードの大坂なおみ(日清食品)は、同42位のマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)に0―2でストレート負けした。男子シングルス2回戦では、錦織圭(日清食品)がマルコス・ギロン(米)に2―1で勝った。

     ◇

女子シングルス3回戦、チェコの選手にストレート負けした大坂なおみ(27日、有明テニスの森で)=飯島啓太撮影
女子シングルス3回戦、チェコの選手にストレート負けした大坂なおみ(27日、有明テニスの森で)=飯島啓太撮影

 取材陣の前に戻ってきた大坂の目から、涙があふれて筋になっていた。「試合は負けたけど、ここに来られたことは本当にうれしい。初めての、オリンピックは楽しかった」。伝わるものをぬぐいもせずに、大坂はそう言った。

 屋根が閉じた暗いセンターコート。2回戦と異なり、大坂の動きが硬かった。世界ランキング42位で初対決のマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)に、立ち上がりの第1、第3ゲームでいきなりサービスをブレイクされ、第1セットを押し切られた。第2セットは粘りでミスを誘って第1ゲームで相手をブレイクしたが、第4ゲームで追いつかれた後、随所にミスが出て流れを失った。

 ボンドロウソバは試合後、地元開催の五輪で、大坂が緊張を感じていただろうことを勝因の一つに挙げた。楽しみにしていた東京五輪。聖火の最終走者となり、希望の炎をともした瞬間の感触。自分のテニスができなくなり、焦りが心に忍び寄ると、その誇りが逆に重圧に変わる。未体験の心の闘いだったかもしれない。

 大坂は試合後、「期待に応えることができずにごめんなさい。今はとても悔しい気持ちですが、これからもテニスプレーヤーとして頑張っていきます」とのコメントを出した。敗北をどう受け止めるかに、選手の真価はかかる。日本というふるさとで流した、涙を忘れないでほしい。(結城和香子)

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2239955 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/27 23:51:00 2021/07/28 03:06:34 テニス女子シングルス3回戦で敗退した大坂なおみ(27日、有明テニスの森で)=飯島啓太撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210727-OYT1I50240-T.jpg?type=thumbnail
続きを読む

「テニス」のニュース

オリンピック 新着ニュース