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張本、丹羽4回戦敗退…卓球

  
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 シングルスが行われ、男子の張本智和(木下グループ)は4回戦でダルコ・ヨルギッチ(スロベニア)に3―4で敗れた。丹羽孝希(スヴェンソン)も1―4で敗れて、4回戦で姿を消した。女子の伊藤美誠(スターツ)と石川佳純(全農)は4回戦をいずれもストレートで快勝し、準々決勝に進んだ。

28位に力負け シングルスで金メダルを目指した張本の挑戦は、わずか2試合で幕を閉じた。世界ランキング4位で東京五輪を迎えた日本のエースに対して、相手のヨルギッチは28位。数字だけ見れば格下だが、欧州の有望株に同じ「武器」で劣勢を強いられた。

 第1ゲームを奪って主導権を握ったかに見えたが、得意のバックハンドで得点が積み上がらない。バック対バックの打ち合いは、低く速い打球に差し込まれた。まさに「力負け」だった。

 男子の倉嶋洋介監督は、相手の長所を消すコースを狙うよう指示したという。張本の持ち味は強打と、それを打ち分けるコントロール。ただ、その作戦も徹底できず要所で強打を食らう悪循環だった。「2、3ゲームを取られて、負けるかもしれない」と精神面でも押し込まれていった。

 18歳で迎えた初めての、自国開催での五輪。最後は代名詞のチキータレシーブがネットにかかって万事休すとなった。「楽しくもあり、怖さもあった。普段の思い切ったプレーができなかった」と完敗を認めた。

 涙はなかった。後悔もない。これが自分の実力だと受け入れられたし、エースとして臨まなければならない団体戦が後に控えるからだ。「この借りは団体で返したい」。まさかの敗戦を喫しても、確かな意地はしっかりと胸に秘めていた。(今井恵太)

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2240110 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/28 05:00:00 2021/07/28 05:00:00
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