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安藤「銅」 最終試技 120キロ成功…重量挙げ

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重量挙げ女子59キロ級で銅メダルを獲得した安藤美希子(27日、東京国際フォーラムで)=冨田大介撮影
重量挙げ女子59キロ級で銅メダルを獲得した安藤美希子(27日、東京国際フォーラムで)=冨田大介撮影

 女子59キロ級で、安藤美希子(FAコンサルティング)がスナッチ94キロ、ジャーク120キロのトータル214キロで銅メダルに輝いた。重量挙げで日本の女子選手がメダルを獲得するのは、2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ大会でそれぞれ銀、銅に輝いた三宅宏実(いちご)に続いて2人目。

女子59キロ

 鬼気迫る最終試技だった。安藤はジャークの2回目で失敗した120キロに挑んだ。歯を食いしばってバーベルを挙げ、銅メダルを確定させると、「安心してほっとした」。前かがみに崩れ落ち、プラットホームに頭をつけて喜びをかみしめた。

 千葉県出身。埼玉栄高に入学後、体験入部で興味を持ち、重量挙げを始めた。それまで体操や陸上の混成種目に取り組み、高い身体能力を生かして新たな競技でも着実に力を伸ばした。前回のリオデジャネイロ大会では初出場で5位。「次こそはメダル」と誓った。

 自らを「異端児」と表現する。2017年の冬に元日本代表コーチの 金度希キムドヒ さんを頼り、単身で韓国・ 金海キメ 市に渡った。昨春にコロナ禍で帰国を余儀なくされ、直接指導を受けられなくなったが、電話で近況を報告して大舞台に備えた。

 約1か月前、練習中にバーベルを落とし、右膝を負傷。骨に異常はなかったものの、万全の状態からはほど遠く、痛み止めを飲んでの出場だった。それでも表彰台をたぐり寄せられたのは、「(韓国での)プラスになる3年間があったから」と胸を張った。

 今大会で引退した三宅に続く、日本女子3大会連続の表彰台。「三宅選手の代わりにはなれないけど、次の世代へつなげられればうれしい」。誇らしげにメダルを見つめた。(増田剛士)

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2240157 0 東京オリンピック2020速報 2021/07/28 05:00:00 2021/07/28 05:00:00 重量挙げ女子59キロ級で銅メダルを獲得した安藤美希子(27日、東京国際フォーラムで)=冨田大介撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210728-OYT1I50054-T.jpg?type=thumbnail
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